公認会計士への転職・未経験からなるには?

公認会計士への転職状況は?

公認会計士として働くためには、まず公認会計士試験に合格し、公認会計士の資格を取得する必要があります。

試験は独学でも受験可能ですが、社会人として働きながら公認会計士になることを目指して勉強している人たちは、勉強時間を確保するのも大変です。

そのため、効率的に勉強するために、民間の専門学校・スクールで開講される社会人向けの夜間コースや通信コースで勉強する人が多いです。

ただし、上場会社での会計や監査の実務経験が7年以上ある場合、筆記試験の一部が免除される制度もあります。

企業で会計や監査の仕事をしてきた人が公認会計士への転職を目指す場合は、こうした制度を有効に使うことで、より合格の可能性を高めることができるでしょう。

公認会計士への転職の志望動機で多いものは?

公認会計士は非常に難しい資格ですが、会計のプロフェッショナルとして専門知識を生かして働くことができます。

もともと一般企業の経理部や財務部などで働いていた人が、自社の監査時に公認会計士と接する機会があり、その仕事内容や働き方に魅力を感じて目指すようになるケースもあります。

監査業務になじみのある人であれば、公認会計士の仕事をイメージしやすく、試験勉強にもとっつきやすいでしょう。

このほか、会計面から企業の課題を見つけ、企業が成長するためのアドバイスを行うといった「コンサルタント」的な側面に魅力を感じて、公認会計士になりたいと考える人も多いようです。

公認会計士の志望動機・面接で気をつけるべきことは?

未経験・社会人から公認会計士になるには

公認会計士試験には学歴や年齢などの受験資格がないため、未経験や社会人でも目指すことは可能です。

ただし、公認会計士資格は医者や弁護士にならぶ難関資格といわれるほどです。

試験を突破するには並大抵の努力では足りず、通常は2~3年間集中して勉強しなくてはなりません。

そのため、社会人で残業が多く、勉強にあてる時間がないという人には試験勉強の時間確保が厳しいです。

会計の知識がまったくない場合は独学で勉強するのも難しいため、未経験・社会人から公認会計士を目指す場合は、専門学校や資格スクールなどに通い、試験対策をしっかり行うことをおすすめします。

公認会計士への転職に必要な資格・有利な資格

公認会計士として転職する場合、当然ながら、公認会計士資格は必要になります。

大手監査法人への転職を目指す場合は、公認会計士の資格にプラスして「米国公認会計士(USCPA)」の資格も持ち合わせていると有利になります。

資格の難易度自体は、日本の公認会計士のほうが難しいといわれています。

しかしながら、米国公認会計士の試験は英語で出題されるため、取得していると英語も理解できるとみなされ、海外案件も取り扱う大手監査法人では有利なアピール材料になります。

米国公認会計士資格取得に必要な勉強時間の目安は1000時間程度といわれており、簿記3級と、TOEIC650程度の能力があらかじめあると勉強しやすくなります。

公認会計士への転職に役立つ職務経験は?

監査に関連する業務に従事する上場企業の財務部・経理部に所属していると、普段から公認会計士とやり取りすることも多いです。

そのため、監査でどんなところをチェックするのかや、気をつけなければいけない書類について、イメージしやすいことが強みとなるでしょう。

また、最近の監査法人では、他の法人と差別化するために会計面からのコンサルティング業務に力を入れているため、コンサルティング経験がある人は、付加価値の高いサービスが提供できると評価されやすいでしょう。

公認会計士への転職面接で気をつけるべきことは?

転職で公認会計士としての面接を受けるときには、面接官は即戦力になってくれる人材なのかを最も知りたいと思っています。

そのため、前職でどんな成果を上げていて、得た経験・スキルを、どのように公認会計士の仕事に生かせるのかということについて、具体的なエピソードを交えた自己PRをつくりたいものです。

すぐにでも仕事を任せられると思ってもらう必要があります。

また、公認会計士は上場企業のような大企業がクライアントになることが多く、堂々と対応しなくてはいけません。

面接でもおどおどしずに、しっかりと面接官の目を見て話し、冷静に仕事ができる人だと思われるようにしてください。

公認会計士に転職可能な年齢は何歳くらいまで?

 
公認会計士の資格取得に年齢制限はないため、やる気さえあれば何歳でも挑戦できます。

ただし、資格取得のためにはまとまった勉強時間が必要になるのと、資格取得からがキャリアスタートだと考えると、若いうちのほうが挑戦しやすいといえます。

毎年60歳を超えて資格試験に合格している人もいますが、いざ就職となったとき、年齢が高くなるほど採用側も躊躇する可能性が高く、試験に合格しても希望する監査法人などに就職できないということも出てきます。

転職のために資格を取ったのにも関わらず、採用してもらえないとなるとそれまでの労力がムダになってしまいます。

現実的なキャリアを考えると、一般的には30代前半までが転職に適した年齢といえるでしょう。

ただし、歳をとってからでも、前職でクライアントのコネクションがあり、独立して事務所を作るという場合なら年齢は関係ないでしょう。

未経験から公認会計士の転職での志望動機

監査法人として公認会計士が担う仕事は「会計監査」がメインとなり、どこの監査法人に所属しても同じような業務をすることになります。

しかし、同じ監査法人でも何に力を入れているかは微妙に異なります。

それぞれの特色を比べて、「なぜこの監査法人を選んだのか」ということを面接ではしっかり話す必要があります。

未経験から公認会計士を目指す場合は、自分の前職で培った経験や能力をこの法人でなら生かせるからという理由があると、志望動機としての説得力が高まります。