高卒・中卒から公認会計士を目指せる?

高卒・中卒から公認会計士になれる?

高卒・中卒でも公認会計士資格は取れる

公認会計士の資格に年齢制限はないため、中卒・高卒の人でも公認会計士の国家試験に合格さえすれば、資格を取ることはできます。

実際に、これまでには16歳で試験に合格した人もいます。

公認会計士の資格は難関ですが、勉強して確かな知識さえ身に付ければ、多くの人にとって平等にチャンスがある資格ともいえます。

ただし、実際に公認会計士として働くためには、資格取得後に2年間の監査法人などでの実務経験や修了考査に合格する必要があります。

資格が取れたからといって、すぐに公認会計士として働くことはできない点は注意が必要です。

独学より専門学校に行くのがおすすめ

公認会計士試験合格に向けては、参考書などを購入して独学で勉強することも可能です。

しかし、この試験は専門知識が問われ内容も難しく、集中して勉強に時間できる環境で2~3年間の勉強が必要だといわれています。

また、それだけ勉強しても合格率は10%前後とひじょうに難関で、年に1回しかチャンスはありません。

そのため、ほとんどの人がポイントを絞ってより効率的に勉強できる専門学校・資格スクールで勉強し、合格を目指しています。

中卒や高卒で一刻も早く公認会計士になりたいのであれば、大学へは行かずに専門学校・スクールで勉強するという選択もよいでしょう。

ただし、試験対策を行う専門学校やスクールでは、基本的に会計の知識以外のことを身につける機会がありません。

もし中卒や高卒で専門学校・スクールに通う場合、途中で公認会計士をあきらめることになってしまった場合、大卒の人に比べると就職先の選択肢が少なくなるリスクがあります。

将来のことをよく考えたうえで、学校選びをすることをおすすめします。

大手監査法人を目指すなら大卒以上が無難

先に挙げた通り、公認会計士の資格を得ること自体は、中卒や高卒も可能です。

しかし、もし日本4大監査法人のような大手監査法人に就職したいのであれば、「大卒以上」の学歴を持っておくほうが無難です。

実際、公認会計士を目指す人は東大・慶応・早稲田といった難関大学の出身者が多くいます。

このような人たちをライバルにして就職活動をする場合、どうしても中卒や高卒の学歴が不利になってしまうことがあるからです。

公認会計士の就職先として、必ずしも大手監査法人がよいというわけではありませんが、大手監査法人のほうが中小監査法人に比べて給料などの条件が良かったり、転職する際に経験が評価されやすかったりします。

就職先の幅を広げることを考えると、通えるのであれば大学は卒業しておいたほうがよいといえそうです。