在宅のCADオペレーター

在宅勤務には相応のスキルが求められる

CADオペレーターの仕事は、在宅で行うことも可能です。家庭の事情などで出社が難しい人や、フリーランスでキャリアを磨いている人などが、在宅勤務で仕事をしています。

では、どのようにすれば、在宅のCADオペレーターになることができるのでしょうか?

まず、CADを扱うためのスキルが求められます。とくに一人で指示された仕事を完結させるだけの能力がなければ、在宅での仕事は難しいといえます。

会社に出社しての勤務であれば、もし業務途中でわからないことや悩むことが出てきた場合、周りの同僚や上司にすぐ確認できますが、在宅ではなかなかそうもいきません。

提出した図面にミスがあった場合、会社にいれば指摘されてやり直しになるのが普通ですが、在宅では最悪の場合、「この人は仕事ができないからもう発注しない」と、簡単に切られてしまう可能性もあります。

ですから、発注元の要望をしっかりと汲み取り、「またこの人にお願いしたい!」といわれるような丁寧な仕事をすることが大切です。

さらに設計士が作った指示書のミスを発見し、きちんと直して対応できるようなCADオペレーターなどは、重宝されているようです。

もちろん、請け負う仕事内容によって必要なスキルレベルは異なりますが、実務未経験の人が在宅で働くのは難しいといえそうです。

食べていける在宅のCADオペレーターになるために

会社勤めの場合と比べて、時間の融通をつけやすい在宅勤務。しかし、どの企業でも在宅勤務を前向きに認めてくれるわけではないようです。

たとえば、設計に細かな修正が発生してもすぐに連絡ができない、直接顔を合わせて働くほうが仕事がしやすい、といった理由で、出社を求められることもあります。

また、企業秘密を社外に漏らさないために、社内以外での勤務を認めない会社もあります。

在宅勤務の人に対し、非常に単価の安い仕事だけを大量発注する会社もあります。そのような仕事ばかりを請けていると、毎日毎日納期に追われる割には全然稼げず、心と体が疲弊していってしまうこともあるでしょう。

在宅で食べていけるCADオペレーターになるには、スキルとセンスを身に付けて、選ばれる人材を目指すことが大切です。