CADオペレーターのつらいこと・大変なこと・苦労

CADオペレーターのつらいこと・大変なこと

納期に追われる

CADオペレーターは、納期厳守は絶対条件となります。

ものづくりの現場では作業工程があり、あらかじめ設定された納期に間に合うようにスケジュールを調整しながら仕事を進めていきます。

もし自分の仕事が遅れてしまえば、その後の工程に携わるスタッフやお客さまにも迷惑がかかってしまいます。

納期が迫る時期になれば現場に緊張感が漂いはじめ、設計士やデザイナーも時間に追われるピリピリとした空気の中で、どうしても残業が必要になることもあるでしょう。

ものづくりの仕事に携わっている以上、「納期は確実に守る」のが当たり前というプロ意識を持って働かなければなりません。

専門知識を学ぶ努力

CADオペレーターを目指すには、CADソフトを操作できることが前提となりますが、働く業界に応じた専門用語や業界知識も学んでいかなければなりません。

建築分野に例えてみると、その世界に足を踏み入れたことがない人にとって、はじめのうちは施工図ひとつにしても意味が分からないはずです。

設計士の指示をきちんと理解し、なお且つ図面に起こせるまでにいたるには、それなりの知識を習得するための努力が必要です。

下積み期間

CADオペレーターは、設計士やデザイナーの下について、補助業務を行うことからはじまります。

デスクに座って図面を描くだけではではなく、過去案件の資料や図面を探して描き方を学んだり、資料作成やデータ整理、電話応対など雑務を行うこともあります。

建築業界の場合では、施工現場に現場監督とともに同行することもあります。建築用語をはじめとした多くの専門用語を現場で見ながら学ぶためです。

将来的には設計士やデザイナーを目指す人にとっては、こうした現場での体験から知識を身につけてCADオペレーターとして一人前になるには3年程度の下積み期間が必要ともいわれています。

やる気と根性があって「仕事は見て覚える」という強いメンタルが必要といえます。

CADオペレーターの悩み

基本的にデスクワークが中心となるCADオペレーターは、毎日長時間パソコンに向かいながら集中して作業を続けます。

そのため、肩こり・腰痛・眼精疲労は避けることのできない悩みとなります。

特に1日6時間以上マウスを操作するCADオペレーターにとっては、職業病ともいえるでしょう。

適度な休憩をとって軽いストレッチをしたり、窓の外の風景を眺めたり、休憩時間には極力外に出るなどして上手に気分をリフレッシュさせることが大切です。

また、近年になりパソコン業務を長時間行う職業の人に現れる「マウス症候群」というストレス障害が注目されています。

これらの職業病は、長時間パソコン操作を行うことで筋肉が硬直してしまうことが主な原因ですので、1時間に5分程度の休憩をとりながら首、肩、腰を回すなど軽いストレッチを行うことが対策となります。

CADオペレーターを辞める理由で多いものは?

業務内容が違う

CADオペレーターに就職したものの、深刻に「辞めたい」と思う一番の理由は、業務内容についての不満です。

例えば、「設計士の補助業務として採用されたのに、雑用が多い…」、または「一から図面を描かされる…」「残業が多すぎる…」など、面接時の話と就職してからの業務内容が異なることで、CADオペレーターを「辞めたい」と考える人が多いようです。

これは、CADオペレーターに限ったことではなく、あらゆる職業に就職する際の面談時にありがちなケースですが、企業によっては配属先の部署の上司が面接に同席しないケースがあるため、業務内容についての説明不足が原因です。

採用後の業務内容や現場状況を把握するために、面接の際は、詳細な説明を受けることが大切です。

また、業務内容の改善や残業の調整などを上司や設計士に相談することも必要ですが、企業の方針を理由に退職するしか解決策がない場合もあります。

設計士と現場スタッフとの板挟み

CADオペレーターが設計士やデザイナーから指示された通りに正確な図面を描き、さらに設計担当者にチェックを受けたとしても、不備や相違のある図面を描いてしまうことがあります。

こんな時、設計士がクレームに対応してくれれば助かるのですが、多くの場合、現場からのクレームにはCADオペレーターが対応することになります。

そこで設計士と現場スタッフの間で板挟み状態になり、「納期」を絶対に守らなければならないCADオペレーターが解決策を考え、現場スタッフに指示を出さなければならないこともあります。

大抵の場合、複数の案件を担当するCADオペレーターが多いため、解決策を考えるあまり眠れない夜を過ごすこともあるようです。

現在の労働環境がつらい場合は、CADオペレーターの経験を活かせる職場に転職を考えてみてもよいでしょう。

マイナビメーカーエンジニアでは、CADオペレーターとして働いた経験の活かせる職場の紹介やホワイト企業の求人の紹介をしてもらうことができます。

まずは気軽に悩み相談をしてみるのもよいでしょう。