【2021年版】CADオペレーターの年収・給料はどれくらい? 初任給やボーナス、統計データも解説

CADオペレーターには企業勤めからフリーランスまでさまざまな働き方があり、その数だけ収入のあり方も変わってくるといえます。

本記事では、CADオペレーターの平均年収や初任給、代表的な企業の年収、収入の上げ方などを紹介します。

CADオペレーターの平均年収・給料の統計データ

CADオペレーターの給料は、勤務先・経験年数・雇用形態などによって大きな差があります。

CADは専門技術を要する仕事であるだけに、個々の持っている技術によって給料に大きな違いがあるようです。

CADオペレーターの平均年収・月収・ボーナス

賃金構造基本統計調査

厚生労働省の令和2年度賃金構造基本統計調査によると、CADオペレーターの平均年収は、41.6歳で461万円ほどとなっています。

・平均年齢:41.6歳
・勤続年数: 12.6年
・労働時間/月:168時間
・超過労働: 12時間
・月額給与: 313,900円
・年間賞与: 839,900円
・平均年収: 4,606,700円

出典:厚生労働省「令和2年度 賃金構造基本統計調査」
※平均年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算。
※本統計はサンプル数が少ないため、必ずしも実態を反映しているとは限りません。

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
CADオペレーター
(転職ステーション)
752万円 -
CADオペレーター(機械)
(DODA)
334万円 男性:363万円
女性:312万円
20代: 309万円
30代 :353万円
40代 :353万円
50代〜:366万円
生涯賃金:1億5388万円
CADオペレーター
(Indeed)
3,157,191円 時給 1,622円
日給 20,207円
月給 223,535円
CADオペレーター
(求人ボックス)
461万円 月給38万円

各社のデータより、CADオペレーターの年収は300〜750万円の間となる実態が見えてきます。

派遣社員として働く場合の給料は、基本的に時給制となっており、時給は1,000円から1,800円くらいまでが相場となっています。

派遣社員だとしても、経験を積み複雑な図面を作成できるようになると、正社員以上に稼ぐ人もいるようです。

CADオペレーターの手取りの平均月収・年収・ボーナスは

各社の統計データをもとに算出すると、CADオペレーターの平均年収は、300万円〜400万円台がボリュームゾーンとみられます

年収350万円でボーナスが年2回の場合、東京都で勤務するCADオペレーターで、交通費などを除外して考えると月収は22~23万円前後、ボーナスは50万円前後、月の手取り額は18万円ほどになると見込まれます。

現在、日本人全体の平均年収が約420万円と言われていることから考えると、一般的な職業よりも給与水準は若干低めとなっています。

もちろん経験や技術によっては年収500万円以上を稼ぐ人も存在します。

CADオペレーターの初任給はどれくらい?

CADオペレーターの初任給は、都心部の場合18万円~19万円が相場のようです。

ただし、地方の場合はさらに低く16万円程度となることが多いようです。

専門性のある職業ですが、他の職業と比べると圧倒的に高い水準とは言えいないようです。

CADオペレーターの勤務先の規模別の年収(令和2年度)

CADオペレーターの年収は、勤務先の規模が大きくなるとやや高くなる傾向があります。

10〜99人規模の事業所に勤めるCADオペレーターの平均年収は440万円、100〜999人規模は447万円、1,000人以上の規模では542万円、10人以上規模の事業所平均は461万円となっています。

賃金構造基本統計調査より作成。本統計は調査の母数が少ないため、必ずしも実態を反映していない可能性があります。

CADオペレーターの勤務先の年齢別の年収(令和2年度)

令和2年度賃金構造基本統計調査によると、CADオペレーターは年齢の上昇にしたがって、年収も上がっています。最も年収が高い世代は、55~59歳の592万円です。

全年代の平均年収は461万円となっています。

CADオペレーターの福利厚生の特徴は?

一般的な企業に就職した場合、各種社会保険や有給休暇、各種休職・休暇制度などがあります。

CADオペレーターは女性が多いため、育休や産休だけでなく時短勤務などを取り入れているところも多いようです。

派遣社員、アルバイト・パート、在宅など、さまざまな働き方があるため、女性にとっても働きやすい環境であると言えます。

また、CADに関する資格取得にかかる費用を会社側が一部負担してくれるケースもあるようです。

この仕事では、スキルを磨くことが給料アップにつながりやすいため、勤務先を考える際には、こうした資格手当の有無や待遇面について確認しておくとよいでしょう。

CADオペレーターの給料・年収の特徴

経験と技術によって給料に差が出やすい

実務経験がほとんどない新人CADオペレーターと、あらゆる図面作りに携わってきたベテランCADオペレーターとでは、仕事をこなすスピードも違えば、会社側が任せられる仕事の内容も変わってくるため、給料に差が出ても不思議ではありません。

一方、経験を積めば実力が認められ、昇級したり給料がアップするチャンスも増えてきます。

基本的には経験年数の長い人であればあるほど年収も高くなる傾向にあり、年収の差は実務経験の差であると考えてもよいでしょう。

資格手当が支給されることも

CADオペレーターが多く活躍する企業では、給料のほかに資格手当を支給していることもあります。

たとえば「CAD利用技術者」を持っている場合、手当として月に5,000円〜10,000円程度が上乗せされるケースもあります。

特に建築系の会社では「建築CAD検定」を手当支給の対象資格していることが多いようです。

CADオペレーターの勤務先別の年収

建築会社で働くCADオペレーター

建築会社や設計事務所、土木会社では、建物や土木の図面を作成します。

オリンピックなどの大規模なイベントが控えている時期には、他の業界で働くよりも給与が高水準であることが多いでしょう。

イベントに向けて再開発が活発に行われたり、新しい建物を建てたりする関係から、建築業界では優秀なCADオペレーターが引く手あまたとなるためです。

建築業界では設計士が自らCADを使って図面を作成することも多く、CADの基本操作だけではなく専門知識がある人が求められます。

一般的なCADスキルだけでは採用されにくい傾向にあります。

デザイン事務所で働くCADオペレーター

インテリアや内装などを手掛けるデザイン事務所でもCADオペレーターが活躍しています。

給料は平均的ですが、小さなデザイン会社の場合は待遇や福利厚生が手厚くないことも多く、また電話対応や事務なども兼ねているためCADの仕事に集中できないということもあるため注意が必要です。

在宅で働くCADオペレーター

CADオペレーターはソフトを自宅のパソコンにインストールすれば、在宅勤務をすることも可能です。

在宅で仕事をする場合は、特定の企業と契約して仕事をする方法と、まったくのフリーランスで仕事をする方法があります。

一般的な企業勤めよりも年収は低く、300万円程になることが多いようです。

CADオペレーターが収入を上げるためには?

CADオペレーターが収入を上げる方法は主に2つです。

まずは経験を積んでスキルアップする方法です。

CADオペレーターは経験の差で給料が左右される仕事のため、実務経験を積むことで給料のアップや、より待遇のよい企業への転職を狙う方法も考えられます。

もうひとつは、資格を積極的に取得することです。

CADオペレーターとしてのスキルや知識を証明することになりますし、自分の仕事に対して自信をもつこともできます。

資格を取得することによって資格取得手当てが出ることもありますし、転職が容易になる可能性も考えられます。

企業によっては資格取得を推奨し、資格取得の費用を一部負担してくれるところもあるため、こうした制度を利用して積極的に勉強しスキルアップするとよいでしょう。

CADオペレーターの給料・年収

CADオペレーターの平均年収は300万円〜400万円台の間ですが、勤める企業の規模や働き方、そして経験によって大きく変わります。

経験を積めば積むほど給料・年収も増加する傾向にあります。

また、取得した資格によっては給与とは別に手当が出ることもあるようです。