1分でわかる「カスタマーエンジニア」

仕事内容
カスタマーエンジニアは、コンピュータ本体を中心とした各種機器の稼働状況を常に良好な状態に保つために、保守点検や修理を行う仕事です。

扱う機器は高度な専門知識と技術を要するものが多いため、現場で活躍するのは数か月から1年にも及ぶ研修後となることもあります。

また主に企業等でハードウェアを中心に、各種装置を接続するなどして設置し、点検、調整の後に実際に運用できる状態にするのもカスタマーエンジニアの仕事です。

移設や撤去を含むその後のメンテナンスも継続して行います。

企業によってはカスタマーエンジニアを常駐させることで致命的なトラブルを回避しています。
なるには
カスタマーエンジニアになるためには、コンピュータ本体や各種機器のメーカー、保守サービス会社、アフターサービスをする販売会社などへの就職を目指しましょう。

高卒でも就職活動を行うことは可能ですが、機械、情報学、情報工学、電気・電子・通信工学などを学べる大学や専門学校に進学するとより良い条件での就職が目指せます。

カスタマーエンジニアとして必要な技術や知識は入社後に研修で習得することができますが、就職前に情報処理関係などの関連資格を取得しておくとアピールポイントにすることができます。

また、カスタマーエンジニアにとって保守に関する知識や技術と同じくらい重要である顧客対応能力の土台となるコミュニケーション能力の向上を意識した学生生活を送ることを心掛けるとよいでしょう。
給料
年収は基本給で400~900万円と大きく差があります。これは残業の扱いによるところが大きいといえます。

カスタマーエンジニアの業務は残業なしには務まらないといっても過言ではありません。

残業代を支給する会社は基本給が低め、高めな会社は残業代が出ない傾向があります。

年収が高めであっても時間外労働の多い激務である場合も多く、ワークバランスがとりづらい職種であるといえます。

中でも外資系企業は比較的高収入ですがその分、退職金制度がなかったり福利厚生が不十分であったりする場合も珍しくありません。

最近増えてきている営業職を兼ねたカスタマーエンジニアの場合、歩合が発生し、実力次第で年収を上げることが可能です。
将来性
主要な仕事である専門機器の修理は需要が減少傾向です。

各種機器の価格の下落によって丸ごと交換してしまった方が安くつくことが多くなってきているためです。

その結果、多くの会社がカスタマーエンジニアに営業職を担わせるようになってきています。

その場合、担当先で自社製品の営業も行うことになります。

頻繁に出入りするカスタマーエンジニアは担当先での信頼関係を築きやすく、スムーズに営業活動を行うことを期待されています。

したがって営業向きの社交性や話術に長けた人材がカスタマーエンジニア業界で高い需要を獲得していくことが予想されます。