美容師の就職の状況

美容室で働く

美容師の数は10年ほど前をピークに減少傾向にありますが、美容室は北から南まであらゆる地に点在しており、平成27年度3月末現在、日本全国で23万店舗以上の美容室が存在しています。

こうしたことから、美容師免許を持っている人が美容室で働きたい場合、就職先が見つからないということはほとんどありません。

しかし、やはり人気店は採用倍率が高く、狭き門となっているところもあります。

とくに最近では中途採用を優先して行うところが増え、新卒者の採用数を少なくしている美容室も増えているようです。

景気悪化の影響により、資本力に不安を覚えている企業、または小さな美容室は即戦力になる中途採用を優先して実施する傾向にあるようです。

しかし、就職あっせん業者も全国にいくつかあり、美容室を紹介してもらって体験入店ができるシステムもあります。美容室で働くことは、他業種に比べれば実現しやすいといえそうです。

メイクアップアーティストとして就職する

美容師免許を持つ人のなかには、事務所に所属して、雑誌、映画、CM、広告などの仕事をメインでやっていくメイクアップアーティストとして活躍する人もいます。

しかし、現状はかなり厳しい就職状況です。ブライダル系は比較的労働条件もよく安定していますが、就職率が高いとはいえません。

また、雑誌、映画などのアートに近ければ近い職種ほど、就職状況は厳しく、たとえ採用されたとしても見習いとして、もしくは給料の支払いなしで仕事を身近で見ることができる研修生として採用されることが多いようです。

そのため、数年分の貯蓄を持っておく必要があるでしょう。

海外で働く

美容専門学校を卒業してすぐ、海外に活躍の場を移す人もいます。

その場合、日本人というだけで重宝される場所もあれば、日本人だからという理由で雑務だけを任されるというように、場所やケースによって多種多様な労働条件になっています。

最近はアジアや北米など、アジア人をターゲットに美容室を展開している美容室も増えているため、全世界に就職先の可能性はあるといえるでしょう。

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