美容師の働き方の種類とその特徴

美容師の雇用形態

美容師の雇用形態には、正社員だけでなく派遣・アルバイト・フリーランス・業務委託など様々な働き方があります。

美容師はハードな仕事といわれることも多く、早い段階で離職する人も少なくありませんが、美容師に戻るチャンスはいくらでもあり、働き方次第ではその人に合った美容人生を送ることが可能です。

正社員の美容師

一般的な美容師は正社員として雇用されます。

ただし、サラリーマンのように福利厚生は充実していないことが多く、昇級の機会も少ないという特徴があります。

企業や美容室によって大きく違いがありますので、就職する際はしっかりと調べておきましょう。

派遣の美容師

派遣会社には、美容師の派遣に特化したサービスを手掛ける会社があります。

こうした派遣会社に登録すると、アシスタントでもスタイリストでも、全国のさまざまな美容室に派遣されて働くことができます。

何らかの理由で正社員として、あるいはフルタイムで働くことが難しい美容師にとって、仕事を無理なく続けるための選択肢のひとつとなっています。

また、一つの店舗に留まらずに、短期間でさまざまな美容室での勤務を経験してみたいと考える美容師が、あえて派遣で働くことを選ぶケースもあるようです。

美容室側にとっても、人手が足りなくなったタイミングや繁忙期だけ、派遣を利用して人手を確保できるといったメリットがあります。

派遣の給料形態は時給であることが多く、アシスタントでは800円から1200円、スタイリストであれば1000円から1400円ほどが相場となっているようです。

派遣で働くメリットとしては、時給分の給料が保証されていたり、8時間以上の労働が基本的に必要なかったりすることが挙げられます。

また、個々が持っているスキルについては派遣会社に伝えて登録しておくことができ、美容室側から技術アップのための練習を強制されることもないため、正社員よりも仕事とプライベートを分けやすくなります。

アルバイト・パートの美容師

家庭のある美容師や子どもが小さな美容師など、時間の自由がきかない場合にはアルバイトやパートタイムとして短時間勤務をすることもできます。

勤務時間や給料等はお店のオーナーと相談して決めることが可能で、美容師としてではなくレセプション(受付)としてアルバイト契約することもできます。

アルバイト・パートの場合は時給制であることが多く、働いた分だけ反映されます。

フリーランスの美容師

特定の企業や店舗に所属せず、フリーランスとして働く美容師も存在します。

独立・開業して働く美容師や、面貸しの美容師もフリーランスと言えます。

店舗に所属している場合とは異なり、フリーランスの美容師は自分の名前そのもので勝負していかなくてはならないため、スタイリストとして経験を積んだうえで、フリーランスになるというケースが一般的です。

フリーランスとして働くメリットは、働く時間や休日を自由に決められること、働いた分だけ給料が増えること、企業や美容室という枠にとらわれず仕事ができる点です。

デメリットとしては、収入の変動が大きいこと、運営や経営に関する雑務が増えることなどです。

業務委託の美容師

近年人気を集めているのが、業務委託という働き方です。

特定の時間だけ美容室のセット面を間借りし、自分が抱えている顧客に施術を提供するという働き方です。

この場合、書類上は個人事業主となり、いわゆるフリーランスに近い働き方となります。

業務委託のメリットとしては、働く時間を自由に決めることができることと、売上の60パーセントから100パーセント程度がもらえる高配当にあります。

ただし、間借り時間や施術で使う材料に対して、利用したサロンに費用を支払う必要があるため、必ずしも給料が高くなるとは言い切れません。