美容師は人を幸せにして自分も幸せになれる仕事

投稿者プロフィール

美容師・ヘアメイクアップアーティスト miiさん

30代後半 女性経験:15年0ヶ月 静岡県

現職 / フリーランス

投稿者の仕事満足度

総合満足度
5.00
仕事内容
5.00
やりがい
5.00
働きやすさ
4.50
給料・年収
4.50
休日・待遇
3.00
成長・将来性
5.00
メッセージ

美容室で10年勤務してから、5年前にフリーランスへと転身し、この仕事に携わるようになって15年になります。

技術職なので習得するまでに時間はかかりますが、担当させて頂いたお客様のお帰りの際の笑顔や「ありがとう」の言葉は、何度言っていただいても感動します。

自分の頑張り次第で上手になれて、自分の手でお客様を笑顔にできて、感謝までしてもらえる。

とても素敵な仕事です。

ぜひ美容師という職業を楽しんでくださいね。

仕事内容

地元静岡県でスタッフ5人という小さなサロンに就職し、シャンプーやカラーリング、パーマなどのアシスタントを経て、カットなどができるスタイリストになり、様々なお客さまの担当をさせていただきました。

その後成人式やブライダルなどのヘアメイクに力をいれたいと思うようになり、現在フリーランスで、時にはサロンで予約をいただいてカットしたり、前撮り撮影のヘアメイクに出張でいったりするお仕事をしています。

なるには

美容専門学校在学中に、就職したいサロンでアルバイトをし、卒業時に正規採用を受けて入社。

在学中に実技(カットやパーマ)、学科(美容理論や、薬剤など)を勉強し、国家試験を受けます。

実技試験は、カットの正確さや、パーマの本数など決められた時間内での試験になるので、そのためにたくさん練習しました

やりがい

お客様が喜んでくれた時や、七五三、成人式やブライダルといった人生の大切な節目のイベントにヘアメイクとして携われることがとても幸せだしやりがいを感じます。

最近、介護施設に利用者様の髪とカットしに行かせていただいたのですが、その際にメイクもさせて頂いたら、涙を流して喜んでくれたかたがいてわたしももらい泣きするほどこの仕事をしていてよかったと思う瞬間がありました。

つらいこと

国家試験を通過することよりも、サロンに就職後のシャンプー試験や、カラーリング、パーマなど習得することが山積みです。

朝、夜と練習があり、自分次第ですがあまり寝ていないアシスタントをたくさんいます。

営業時はひたすらシャンプーなどに入るのでお昼もろくに食べられないことがつらかったです。

向いてる人

コツコツ努力をすることが好きな方や、人を喜ばせるのが好きな方、髪を切ったりする美容師の仕事が好きなことが一番だと思います。

好きこそものの上手なれといいますが、まさにその言葉にぴったりな仕事だと思います。

練習しなくても上手になれると思っていたり、「お客さまのため」と思えない方は向いていないと思います。

上手になりたい。
お客さまをたくさんつけたい。

そういう強い思いが大切だと思います。

志望理由

気の弱さから人の顔色ばかり伺い、いつしか人間観察が趣味なってしまっていたのですが、ある時から「この人メイクもっと変えた方がかわいいのに」「髪型もっとこうしたら素敵なのに」と無意識に考えている自分に気がつきました。

そして思ったことを、人にやってみた時の周りの反応、そして何より本人の反応がとても良く、「わたしの直感は自信を持っていいんだ!」と思い、自然とこの職業を選んでいました。

働きやすさ

サロンによって環境は違うかと思いますが、男性、女性関係なく活躍できるお仕事ですし、営業後の練習時間を入れると家族より一緒に過ごすことが多いので、仲間意識が生まれ、切磋琢磨しながらがんばれます。

給料・年収

そのサロンのシステムによりかなり変わってきます。

アシスタント時代は14万前後でしたが、シャンプーや、カラーリングなどできることが増えるとその分昇給していくシステムでしたので、アシスタントとしての全部の業務ができるようになると月収20万円ほどになります。

スタイリストになると歩合制になることが多いので、お客さまがつけばつくほど収入は上がります。

休日・待遇

休日は月に7日ほどですが、一生勉強の世界なので、カットやメイクの講習会があれば休日に行くことになります。

特にアシスタント時代は練習や、カットのモデルハントで休日はほぼなくなります。

よほど大きい美容室でない限り、社会保険などの福利厚生が手厚くないと思います。

就職・転職

技術職なので、気になるスタイリストの方や、上手なカットをする方の美容室にお客さんとしてたくさん行くといいです。

実際に自分がお客さま側に立ったとき、どんな人がいるのか、どんな雰囲気なのか、どんな技術を持っているのかがわかると自然と「ここで働きたい!」というところが出てくると思います。

わたしはサロンに勤務後、フリーランスな転身しました。

その理由は、サロンで働いていたら自分が頑張らなくてもどんどん新規の方はいらっしゃるけど、「もっと自分の力を試したい!」「いろいろなジャンルのスタイルをやってみたい!」と思ったからです。

恋愛・結婚

帰りも遅く、休日も講習会でつぶれることが多いのもあるのか、晩婚な方が多いですが、それも勤めるサロンの環境によります。

日曜日休みのサロンもありますし、隣にお子さまを預けられる託児所が完備されている美容室もありますので、その方のスタイルによって、結婚後もこの仕事を続けることは可能だと思います。

フルタイムで夜まで働くかたもいれば、夕方前に帰るかたもいらっしゃいます。

意外と同業者同士や、お客さまとの恋愛発展はありません(笑)

成長・将来性

技術ばかりでなく、様々な年代の方への接客やどんな髪型にしたいかのカウンセリングによって、応対力や気遣い、マナーなどかなり養われる職種だと思います。

その反面、収入の低さや安定するまでの道のりの長さ、休日も確保しずらいことから美容師さんが減っている現状もあります。

社会保険や福利厚生が必須になったり、救済制度などもっと手厚くなったらいいなと思います。

\お役に立ちましたらクリックお願いします!/