アパレル店員の職業病

他の店舗の様子が気になる

アパレル店員として働く人は、ファッションの流行はもちろんですが、それ以外に他のアパレルショップの様子が気になることが多いようです。

一般消費者であったときとは「店を見る視点」が変わってくるものです。

たとえば、他のお店のディスプレイ方法やレイアウトにはついつい目がいってしまいます。「これは素敵だな」と思うディスプレイがあれば、それを参考に、自分の店にも取り入れることがあります。

さらに、他の店舗のスタッフの接客を受けて「感じが良い」と思うことがあれば、そのやり方を真似てみることもあります。

目当ての買い物はなくても、こうしたリサーチを兼ねていろんなショップを回ってみるという人もいます。

洋服をきれいにたたむようになる

アパレル店員は仕事中、お客さまが手に取って乱れた洋服をたたみ直してきれいに整えます。毎日何十回、何百回とそんなことを繰り返すうちに、洋服をたたむ技術はどんどん上達します。

そのうち、プライベートで買い物をしているときでも洋服をぐちゃぐちゃに戻すのが許せなくなり、その店の店員さんのごとくたたみ直したくなる、という人が多いようです。

「お客さま」として店を訪れているときはそこまで気を遣う必要はまったくないにも関わらず、ディスプレイされている洋服はピンとしていなければどうしても許せない。そんな風になっていくものです。

そのうえ、自分の買い物中に店員さんが「いらっしゃいませ〜」と言うと、自分までつられて「いらっしゃいませ〜」と続きそうになってしまうこともあります。

このような姿はアパレル店員として働く人ならではの職業病といえるでしょう。

足腰が悪くなりがち

アパレル店員は、店頭に立っている際は常に背筋をピンと張って、姿勢よく接客しなければなりません。

こういった姿はとても美しく見えるのですが、その反面、慣れない姿勢を続けるうちに背中の筋肉が緊張して、体が痛くなってしまうという人もいます。

また、お店によっては高いヒールを履いて接客しなければならないこともあります。そういった場合、1日中立ちっぱなしだとどうしても足がむくみますし、腰にも大きな負担がかかります。

楽な服装で接客できればいいのですが、お店の雰囲気にそぐわない格好は認められないため、なかなか思うようにはいかないのが現実です。

そのような縛りがある中でも、できるだけ足腰に負担のかからない靴を探し出したり、疲れてきたらお客さまから見えない店の裏に行ってサッとストレッチを行うなど、陰で工夫を重ねている人が多いようです。

仕事体験談