製薬会社の種類

内資系の製薬会社

製薬業界には、さまざまな種類の企業があります。

まず、多くの人がイメージしやすいのが、国内の製薬会社です。

いわゆる内資系の製薬会社であり、テレビのコマーシャルで目にしたことがある企業も多いのではないでしょうか。

大手の内資系製薬会社としては、「武田薬品工業」「大塚ホールディングス」「アステラス製薬」などが有名でしょう。

2000年代にM&Aが進んだことから、近年では吸収と合併を繰り返した結果、内資系の製薬会社の数は少なくなっているという現状があります。

外資系の製薬会社

一方、外国の資本が入っている製薬会社のことを外資系の製薬会社といいます。

1990年代後半からその世界的な進出が目立ちはじめ、アメリカの「ファイザー」やイギリスの「グラクソ・スミスクライン」、スイスの「ノバルティス」などが有名です。

このように圧倒的な売上高を誇り世界の新薬創出をリードする存在である製薬会社は「メガ・ファーマ」と呼ばれ、内資系の製薬会社にとってもその影響を無視することはできない大きな存在となっています。

兼業系の製薬会社

医薬品は「景気に左右されにくい」「社会貢献できる」という魅力があり、他業種から製薬事業に乗り出す企業もあります。

とくに多いのは食品メーカーや化学メーカーで、それまでに培ってきた研究成果や研究体制が医薬品の開発にも有効なのです。

一例としては、ビール大手であるキリンホールディングスは「協和発酵キリン」、大手繊維事業者である帝人は「帝人ファーマ」という企業で医薬品の創薬に取り組んでいます。

ジェネリックの製薬会社

近年、注目を集めているのはジェネリックといわれる、いわゆる後発医薬品を主力商品として製薬会社です。

実は、製薬会社で開発された医薬品というのは、特許期間が20年と定められています。

この期間が終わったあとに、同じような効能のある医薬品を比較的安価で作ることに成功したものがジェネリックの医薬品です。

ジェネリックに力を入れている製薬会社としては「日医工」や「沢井製薬」が有名です。