投稿者プロフィール

急性期の病棟看護師 さざなみさん

30代後半 女性経験:5年0ヶ月 北海道

現職 / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
4.00
仕事内容
3.50
やりがい
4.00
働きやすさ
4.00
給料・年収
3.00
休日・待遇
3.00
成長・将来性
4.00

看護師はイメージするほど華やかさはない。だけどやっぱりやりがいがある楽しい仕事。

メッセージ

私は中学生の時に看護師という職業に憧れを持ちました。

が、実際に看護師資格を取得したのは社会人経験後のため現在38歳ですが看護師歴はまだ5年目です。

ナースシューズやワンピースの白衣に憧れていましたが、昨今は災害発生時や安全面の観点からほとんどの病院がスニーカーを推奨。

ワンピースからパンツタイプの白衣に移行しておりガッカリしたこともまだまだ記憶に新しいです。

私は資格取得

私は中学生の時に看護師という職業に憧れを持ちました。

が、実際に看護師資格を取得したのは社会人経験後のため現在38歳ですが看護師歴はまだ5年目です。

ナースシューズやワンピースの白衣に憧れていましたが、昨今は災害発生時や安全面の観点からほとんどの病院がスニーカーを推奨。

ワンピースからパンツタイプの白衣に移行しておりガッカリしたこともまだまだ記憶に新しいです。

私は資格取得後から病院に勤務しています。

最初の配属先は慢性期(療養型)の病棟で、治療をして回復する過程ではなく寝たきりの状態になった患者さんの看護やお看取りをすることの多い病棟でした。

慢性期の病棟は手術や検査出し入退院などに追われることが少ない反面、患者さんのケアに尽力しますので割と肉体労働です。

患者さんの入れ替わりが少ない分、じっくりと1人の患者さんを観ることができます。

看取りが多いとなると怖いイメージを持つかたもいらっしゃるかと思いますが、
・どうしたらその人らしい最後を迎えることができるのか?
・最後の時を迎えようとしている患者さんとそのご家族に対して私たちができることは何か?
・最後の旅立ちのお手伝いができること
はとてもやりがいがあります。

人が亡くなることはとてもツラいことですし、長いおつきあいで思い入れが強くなる分、「もっとできることはなかったのか。」「何もしてあげることができなかった。」という思いを抱くことも多くあります。

ですが、ご家族から「ありがとうございました。」「ここの病院で最後を迎えられて良かったです。」などのお言葉を頂くと、もっと頑張ろうと気持ちが奮い立ちました。

現在は自宅近くの一般病院に転職し、外科の急性期の病棟で勤務をしています。

急性期の病棟は入退院に手術や検査と患者さんの入れ替わりも激しく、一度も関わることなく退院していく患者さんもいるほどです。

ただ、入院してきたときの苦痛が少しずつ緩和していく姿や、手術後の疼痛から回復し退院して行かれる姿を見ることができるのはとても嬉しいです。

急性期の病棟では術前術後の体の変化を学ぶことができます。

急性期にしても、慢性期にしても、看護師は患者さんに寄り添うことができる仕事です。

患者さんの本音を知り、患者さんの体で何が起こっているのかを考え、今患者さんにとって必要なことは何かを考えチームで実行していくのが看護師の主な仕事ですので、患者さんの状態を捉えるためにも常に勉強が必要です。

楽しいことばかりではなく、落ち込み、悩み「もう辞めたい」と思うことも何度となくありますが「一番ツラい時にそばにいてくれたのがあなたで良かった。ありがとう。」「あなたがいると元気が出るよ。」そんな言葉に元気をもらい毎日の活力になっています。

コロナ感染症が流行している今、面会制限により入院中の患者さんは家族にも会えず病気と闘っています。

ご家族の代わりにはなれませんが、患者さんが少しでも安心して過ごせるように援助する看護師という仕事はとてもやりがいがあると感じています。

仕事内容

神奈川県、一般病院(約250床)、病棟看護師で、患者さんの身の回りのお世話や、医師の診療の補助を行います。

それ以外に委員会や係などの分担作業もあります。

委員会は他病棟、他部署のかたとの交流があります。

研修や勉強会も割と頻回に行われます。

なるには

私は准看護師、正看護師共に2年ずつ専門学校に通いました。

必要単位を得ると資格試験の受験資格を得ることができます。

受験する学校の過去問を取り寄せ学習したり、体験学習に参加して入学するイメージを膨らませました。

やりがい

患者さんが回復していく過程や、自分の行ったことで患者さんがとても喜んでくれたり、苦痛だった状態が改善したりした時にやりがいを感じます。

ずっと入浴できていなかった患者さんの髪の毛を洗ったらすごく喜んでくれた。そんな些細なことでもやりがいを感じます。

やりがいを感じられる場面は多いと思います。

つらいこと

・覚えることが多い
・常に勉強が必要
・残業が多い
・良くなる患者さんばかりではない
・人間関係が悪いところもある
・新人(1年目)には厳しい
・腰を痛める
・夜勤に入ると生活リズムが乱れる
・コロナが流行り医療従事者なので旅行などに行けない
などがつらいことです。

向いてる人

・人を助けてあげたいという気持ちがある人
・向上心がある人
・勉強があまり嫌いではない人
・気持ちが前向きな人
・どちらかといえば明るい人
・あまり考え込まない人
・丁寧な人
・後悔するより振り返りのできる人
などが向いていると思います。

志望理由

中学生の時は、人に優しくする仕事だから看護師になりたいと思っていましたが、実際は優しいばかりでは看護師は務まりません。

相手のことを思うからこと厳しく接しなければならない時もあり、どちらかというとサバサバした気の強い人が多いです。

働きやすさ

職場によって大きく異なると思います。

女社会ですが割とサバサバした人が多い印象です。

ただ、人の命をお預かりしている場所なので、患者さんが急変すれば雰囲気は一気にピリッとします。

緊急事態となれば口調がきつくなったりもしますが、みんな1人の人を守るのに必死です。

給料・年収

38歳、看護師5年目、夜勤回数6〜8回で、月収35万、手取り30万、年収515万。

看護師は高給取りと思われがちですが、職場によって収入も大きく異なりますし、夜勤手当があるので、夜勤をたくさんやれば収入も増えます。

休日・待遇

勤務先や配属先により大きく異なると思います。

基本的に残業はあります。休日も勤務先により大きく異なるため、入職前に福利厚生をしっかり比較することが重要だと思います。

勤務先によっては休日出勤当たり前のようなところもあるようです。

就職・転職

勤務先、配属先によってかなり雰囲気は異なると思うので、実際に職場見学に行くことをお勧めします。

私が最初に勤めた病院を辞めたのは、中堅看護師がおらず頼れる先輩がいなかったことと、自宅から遠かったためです。

恋愛・結婚

結婚後パートとして勤務しているかたは多いです。

ママさん看護師が多いので、子どもの発熱で急な休みでもお互い様の雰囲気があります。

ただ、これもまた病院や病棟によって対応は異なると思うので、実際に働いてみないとわからないです。

成長・将来性

看護師は働ける場所も多く、取得できる資格やスキルアップもしやすい環境にあると思います。

専門看護師や認定看護師などの資格を取得する際に金銭的なバックアップをしてくれるところもあるので、スキルアップを目指すかたは入職前に問い合わせをすることをお勧めします。

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