税理士の苦労

毎日が勉強の連続

税理士になるための筆記試験は、とても難しいことで有名です。受験生の多くは何年間も猛勉強してたくさんの知識を暗記して、ようやく合格を勝ち取ることができます。

しかし、実はこういった猛勉強は試験に合格した後も続きます。税金に関する制度は、時代とともに常に変わります。

環境に優しい車の「エコカー減税」が登場したこと、東日本大震災の後に「復興税」という新しい税が導入されたことや、2014年をめどに消費税が増税されるということからもわかるように、税金の種類や金額は一年ごとに大きく変化していくものなのです。

税金のプロフェッショナルである税理士は、こうした改正のたびに誰よりも先に知識を更新しなければいけません。国民の相談に乗る身として、常に勉強が必要なのです。

税理士になってからも勉強はずっと続くということを覚悟したうえで、この道をめざすことが大切です。

変わりゆく時代の中で

かつては会計と言えば、売り上げや経費の計算は電卓で行い、紙の帳簿に数字を書くというのが一般的でした。しかし、パソコンの普及とともに、今では計算も資料作成も全てパソコン上で行うことが当たり前になってきています。

最近では確定申告をインターネット上で行う「e-tax」の仕組みもできあがり、少しずつ世の中に浸透してきました。

税理士として働くためには、こうした最低限のパソコン技術を勉強することも必要です。高齢の税理士のなかには苦労している方も多いようですが、やはり効率的に作業を進める上で必要な知識は積極的に習得しなければいけません。

税理士が勉強し続けなければいけないのは、税法だけではないのです。