税理士の苦労

毎日が勉強の連続

税理士になるために受験する税理士試験は、とても難しいことで有名です。

受験生の多くは何年間も猛勉強してたくさんの知識を暗記し、ようやく合格を勝ち取ることができます。

しかし、じつはこういった猛勉強は試験に合格した後も続きます。

それというのも、税金に関する制度は、時代とともにつねに変わっていくからです。

たとえば、環境に優しい車の「エコカー減税」が登場したこと、東日本大震災の後に「復興税」という新しい税が導入されたこと、また近年には「消費税」が増税されたことからもわかるように、税金の種類や内容は少しずつ変化していくものです。

税金のプロフェッショナルである税理士は、こうした改正のたびに、誰よりも先に知識を更新しなければいけません。

税理士になってからも勉強はずっと続くということを覚悟したうえで、この道を目指すことが大切です。

時代の変化にいかに対応していくか

かつては「会計」といえば、売り上げや経費の計算は電卓で行い、紙の帳簿に数字を書く形が一般的でした。

しかし、パソコンの普及とともに、今では計算も資料作成もすべてパソコン上で行うことが当たり前になってきています。

また、最近では確定申告をインターネット上で行う「e-tax」の仕組みもできあがり、少しずつ世の中に浸透してきました。

税理士として働くためには、こうした最低限のパソコン技術を勉強することも必要です。

高齢の税理士のなかには苦労している方も多いようですが、やはり効率的に作業を進めるうえで必要な知識は積極的に習得しなければいけません。

税理士が勉強し続けなければいけないのは、税法だけではないということです。