税理士の勤務時間・休日

税理士の勤務時間

税理士の勤務時間は、基本的には一般的なサラリーマンとさほど変わりません。

おおむね8:30ごろには出社して、午前中にデスクワークをこなし、昼頃に休憩を挟んで、午後からクライアントをまわり、18:00ごろに業務は終了します。

ただ、税理士はクライアントの都合に合わせて仕事をすることになりますので、朝早くに訪問して打ち合わせをしたり、18時以降にアポイントが入るケースもあります。

しかし、このような働き方ができるのは、繁忙期ではない時期だけです。

法人企業をおもに担当している場合は年度末前後の3月~5月頃が、個人をおもに担当しているなら年末調整から確定申告にかけての1月~3月半ば頃が、それぞれ非常に忙しくなります。

勤務時間に関係なく、朝から晩まで、大量の事務処理に追われることになります。

ただ、それらの時期を過ぎたあとから秋ごろまでは、そこまで業務量は多くなく、ゆとりを持って働けるようになります。

税理士の働き方は、メリハリが効いていると捉えることもできるでしょう。

税理士の休日

税理士は、クライアントである一般的な企業が暦通りに休むため、税理士も土日祝日が休日になることが多いといえます。

ただし、個人顧客をおもに担当している場合などは、顧客が自宅にいることの多い休日にアポイントが入りやすく、土曜日や日曜日に出勤しないといけないケースもあります。

独立している場合、会社員などとして働くよりもさらに休日を自由に設定できるようになりますが、やはりクライアントの都合を優先させなければなりませんので、休みは不規則になりがちです。

もし、どうしても土曜日や日曜日に休みたいなら、平日の業務だけですべてを片付けられるように、担当先を調整する必要があるでしょう。

また、近年では女性税理士の割合が増加傾向にあり、ほかの業界と同様、税理士業界でも出産・育児休暇の取得が一般的になっています。

休暇を終えて職場に復帰したあとも、時間短縮勤務などで仕事と家庭の両立を支援する体制が整いつつありますので、ライフイベントの多い女性でも、税理士として長く活躍できるでしょう。

税理士の残業

税理士はお客さまあってのビジネスであり、一般企業のように定時で始まって定時で終わるというスタイルではありません。

このため、自分の都合より顧客の都合で業務をこなさなければならない場面が多く、どうしても残業時間はかさみやすいといえます。

とくに月末近くになると、法人企業の月次決算や個人の給与算定といった業務が集中しますので、夜遅くまで仕事に追われるケースも頻繁にあります。

一部の大手税理士法人などでは、残業を抑制しようという動きもありますが、ワークライフバランスという点では、ほかの職業と比べて決して恵まれているほうとはいえないかもしれません。

税理士は忙しい? 激務?

税理士は、勤務先や担当するクライアントの種類によって多少の差があるものの、年始~年度末にかけてはかなり忙しくなりがちです。

とくに確定申告時期は、顧問契約先以外からも業務依頼が殺到し、連日終電で帰宅するという激務に追われるケースもあり、日付をまたいだり、休日出勤が必要になることもあります。

さらに、それらがひと段落した後すぐに、企業の決算期が集中する年度末の期間にさしかかり、もう一度忙しさのピークが訪れます。

体力的にも精神的にもかなり厳しくなりますが、それらの時期に忙しく働いた分は、ゴールデンウイークやお盆休みなどにある程度まとめて休むことも可能です。

おおまかにいえば、一年を通じて、忙しい時期とそうでない時期がちょうど半年ずつに分かれるのが税理士の特徴です。

税理士の休日の過ごし方

税理士の休日の過ごし方は人によってさまざまで、家族と遊ぶ人もいれば、勤務先のクラブなどに所属してスポーツに打ち込む人もいます。

ただ、資格を取得していない間は、試験勉強に大半の時間を割くことになり、休日といえどもそこまで自由には遊べないでしょう。

また、独立している場合は、たとえ休日であっても、平日に終わらせらることができなかった仕事を家でこなすこともよくあります。

とくに、共同経営者がいない、いわゆる「ひとり税理士」として仕事をしている場合は、平日はクライアントとの面談に追われ、事務処理作業が休日になってしまうというケースも多いようです。

税理士の1日・生活スタイル