食品衛生監視員になるには

食品衛生監視員になるためのル―ト

公務員である食品衛生監視員は、検疫所で働く国家公務員と、自治体に勤務する地方公務員の2通りに分かれています。

食品衛生監視員の資格は厚生労働省により認定される任用資格となっており、これを取得するためには、以下の4つのいずれかに該当する必要があります。

1.厚生労働大臣の登録を受けた食品衛生監視員の養成施設において、所定の課程を修了した者

2.医師、歯科医師、薬剤師又は獣医師

3.大学又は専門学校において医学、歯学、薬学、獣医学、畜産学、水産学又は農芸化学の課程を修めて卒業した者

4.栄養士で2年以上食品衛生行政に関する事務に従事した経験を有するもの

よって、これから大学や専門学校への進学を検討している人が食品衛生監視員を目指そうと考えている場合、「1」あるいは「3」の方法が一般的なものとなるでしょう。

ただし、これには基本的に「21歳以上30歳未満」という年齢制限があるため、注意が必要です。

なお、食品衛生監視員の任用資格は、あくまでも「食品衛生監視員になることができる資格」です。

実際に食品衛生監視員として働くためには、資格取得後に公務員となり、そのうえで厚生労働大臣または都道府県知事から任命される必要があります。

資格取得後は?

先に述べた通り、食品衛生監視員の資格は持っているだけで効力を発生するものではないため、取得後は、国家公務員を目指すのであれば「食品衛生監視員採用試験」を受験し、採用される必要があります。

試験の最終合格者は、1年間有効である採用候補者名簿に得点順に記載され、この名簿の中から採用者が決定され、全国の主要な海・空港の検疫所へ配置されます。

一方、地方公務員を目指す場合には各都道府県の職員採用試験を受ける必要があります。なお、採用の条件は各自治体で異なっています。