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1分でわかる「麻薬取締官」

仕事内容
麻薬取締官は、違法な麻薬の流通と犯罪を取り締まり、薬物汚染から日本を守る仕事です。厚生労働省に所属する国家公務員ですが、特別司法警察官としての権限も与えられており、状況によっては警察と同様に武器を所持することや逮捕行為も認められています。また、医療で使用される麻薬に関しては、定期的に病院や製薬会社への立ち入り検査を行い、適切なルートで流通しているか監視をしたり、不正使用防止のための助言を行います。
なるには
麻薬取締官になるには、厚生労働省麻薬取締部が行う採用試験に合格し、採用される必要があります。この試験の応募資格としては、国家公務員試験一般職試験(大卒程度)の指定科目に合格すること、もしくは29歳以下で薬剤師国家試験に合格することなどが挙げられます。薬物に関する専門知識が必要となるため、麻薬取締役官の約半数は薬剤師の資格を持っています。麻薬取締官は日本全体でも約260人、毎回の採用者数は若干名という狭き門の職業です。
給料
麻薬取締官の給料は、国家公務員行政職の給与体系が適用されます。警察官など公安職のような高い給与水準は設定されていませんが、必要な研修を受けて任用されれば基本給に加えて4%の調整手当がつくほか、専門性の高い仕事であるため、一般事務職に就いている公務員よりも昇格が早く、年収も上がりやすいと言われています。また、公務員宿舎を使用することも可能で、各種手当も他の国家公務員と同様のものが適用されます。
将来性
インターネットや携帯電話の普及により、私たちの身の回りでも不正麻薬が簡単に流通するようになってしまいました。年齢を問わず薬物中毒に苦しむ人が増えているため、麻薬取締官は一人でも多く違法薬物に手を出す人を減らそうと、日夜を問わず業務に励んでいます。最近では、流通量が急激に増えている新しいタイプの違法薬物も取り締まり対象となったため、麻薬取締官が果たすべき役割はさらに大きなものとなっていくと考えられます。