食品衛生監視員の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

食品衛生監視員を目指すきっかけで多いものは?

食品衛生監視員は、私たちが生きていくのに欠かせない「食」の安全・安心を守る役割を担います。

この職業を目指すきっかけはさまざまですが、もともと食に関わる仕事に就きたいと考えていた人もいれば、偶然ニュースなどで取り上げられる食中毒や残留農薬などの問題に触れ、食品衛生監視員のことを知る人もいます。

また、学生時代に食品や栄養の勉強、あるいは農学や微生物などの研究をしており、身につけた知識を生かせる仕事として、この仕事に就く人もいます。

一般の人にはあまりなじみのない職業かもしれませんが、公共性が高く、世のため、人のためになる仕事ができるという点で、食品衛生監視員になりたいと考える人は少なくないようです。

食品衛生監視員の志望動機の考え方

食品衛生監視員には、食品衛生学に関する専門知識が求められます。

そのため、この職業の志望動機を考える際には、自分がそれまでに学んできた知識を、どのように仕事に生かしていきたいのか、どんな活躍をしたいのかを具体的に伝える必要があります。

国家公務員を目指すのであれば、まず検疫所の役割を理解し、より広い視野を持って、水際で国民の食の安全・安心を守るための業務に携わることに対する熱意を伝えることが重要です。

一方、地方公務員の場合には、各自治体の地域に密着した業務に携わります。

飲食店や事業所など、地域の人たちとのコミュニケーションの機会も多くなりますので、市民の食の安心・安全にどう貢献したいのかをしっかりと説明できる内容にしましょう。

いずれの場合も、志望先の職場の役割の本質をきちんと理解しておくことが欠かせません。

食品衛生監視員の志望動機の例文

国家公務員の食品衛生監視員を志望する場合

「もともと食や健康の分野に興味があり、大学では食品衛生学を専攻していました。

将来は、学んできた知識を生かして食品に関わる仕事に携わりたいと考えていたところ、大学の講義で食品衛生監視員の存在を知りました。

食品衛生関心の仕事は、水際で食の安全を確保することによって人々の健康を守ることができるという点に強く魅力を感じています。

多くの食品を輸入している日本だからこそ、それらによる危害を防ぐことは非常に重要だと認識しています。

私も日本の食の安全を守り、広く社会のために貢献していきたいと考え、志望いたしました。」

地方公務員の食品衛生監視員を志望する場合

「私が食品衛生監視員を志望するのは、生まれ育ったこの地域の人々のためになる仕事がしたいという思いがきっかけです。

私の親戚は飲食店を営んでおり、正しい方法で食中毒や異物混入などを防ぐことの大事さについて、昔から話を聞いていました。

私自身、食に興味があったことから大学では食品衛生学を専攻し、食品衛生監視員を目指すことを決めました。

私は、地域に密着した現場で、市民の食の安心・安全を精一杯守りたいと考えています。

また、一人でも多くの市民に食の安全を守ることの重要性を伝えることで、さらに明るい地域づくりに貢献していきたいと思い、食品衛生監視員を志望いたしました。」

食品衛生監視員の面接で聞かれること・注意点

公務員試験全般にいえることですが、面接では志望度の高さ、仕事理解などに加えて、誠実さや実直さなどの人柄が重視されます。

国家公務員の食品衛生監視員試験では、第1次試験の筆記試験に合格したした人だけが第2次試験の面接(人物試験)に進めます。

人物試験の配点比率は4分の1となっており、この結果が最終合格の可否を大きく左右しかねませんので、十分な対策が必要です。

食品衛生監視員は専門性が求められる仕事なだけに、大学での専攻や研究分野に関する内容について非常に深く問われることもあるようです。

自分がこれまで学んできたことを簡潔に伝えられるように準備しておきましょう。

その際、食品衛生監視員の業務と結びつくような話としてまとめられると、意欲が伝わりやすくなります。

また、食品衛生に関わる仕事に就く以上、清潔感は他の職種以上に重視されます。

採用後はもちろんのこと、面接の時点から気をつけておきましょう。

食品衛生監視員の自己PRのポイント

食品衛生監視員の自己PRでは、なぜ食の安全を守るこの仕事に就きたいのかを伝えることが最も重要です。

個人的なエピソードを交えながら、食品衛生監視員の仕事に興味を持った理由を話せるようにしましょう。

なお、各地の検疫所では、一般の人も参加できる施設見学会を実施しています。

食品衛生監視員になりたい人は、こうしたイベントに参加して感じたことや学んだことを、自己PRの際にアピールするとよいでしょう。

その他、学生時代に熱心に取り組んだことや、自分の成長につながったと感じられるような出来事のエピソードは、自分の個性や価値観をアピールする絶好の材料になります。

食品衛生監視員の履歴書で気をつけるべきことは?

食品衛生監視員の試験を受ける際に、一般的な履歴書の提出は必要ありません。

ただし、面接の前に提出する「面接カード」というものがあり、そこには自分の基本情報や志望動機などを明記するようになっています。

決められた枠の中で自分の思いをわかりやすく伝えるために、内容をよく考え、下書きをしてから記入しましょう。