このサイトは法務教官を目指す人のための情報サイトです。

1分でわかる「法務教官」

仕事内容
法務教官は、少年院や少年鑑別所に勤務し、非行を犯した少年に対して教育、助言などを行う仕事で、法務省に所属する国家公務員となります。少年院では、家庭裁判所で保護処分の審判を受けて送致された少年に集団生活訓練や教科指導などを実施し、更生させることを目指します。少年鑑別所では、家庭裁判所の審判前に観護措置となった少年を収容し、少年の資質を見極めながら更生の可能性の有無を判断し、審判に必要な資料等の作成を行います。
なるには
法務教官になるには、法務省専門職員(人間科学)採用試験に合格する必要があります。試験は年齢以外の制限がなく、中卒や高卒の学歴でも法務教官になれる可能性があるものの、試験自体は大卒程度の難易度で、倍率も5倍~10倍程度となることが多いため、しっかりとした対策が必要です。仕事に必要な勉強は実務経験を通じて学ぶことができますが、少年の心と向き合うという仕事柄、心理系や教育系の学部出身者も多いようです。
給料
法務教官の給料は、国家公務員公安職の俸給表(二)が適用され、一般職員よりも12%程度高い給与水準となっています。職務や勤続年数等によって給料は変わりますが、基本的に年齢や階級が上がると給料も上がっていきます。また、残業時の超過勤務手当や通勤手当、期末・勤勉手当(ボーナス)などの各種手当が充実しているほか、勤務先の少年院や少年鑑別所の近隣の寮に無料で住むことも可能となっています。
将来性
現代は犯罪の低年齢化が進み、犯罪の内容や手口も多様化しています。非行少年と直に接する法務教官のニーズは高まっていますが、さまざまな心の闇を抱えた少年との向き合い方は難しく、多様な経験を積んだ人材が求められるようになっています。また、いかに少年の再犯を防ぐかということも重要な課題です。正しく社会復帰をさせることが、健全な世の中を生み出すことにもつながるため、法務教官は社会の中でも大きな役割を担っていると言えます。