鍼灸師のやりがい

たくさんの人を元気にできる

鍼灸師にとって最大のやりがいは、自分の治療によって患者さんを元気にし、「ありがとう、助かった」と声をかけてもらうことです。

鍼灸をはじめとする東洋医学は、とくに不定愁訴の改善に効果があるといわれています。

原因不明でありながら、たとえば「身体が重い」「頭が痛い」「下痢が続く」といった慢性的な症状が続いている場合には、投薬などの西洋医学よりも、東洋医学が役立つ場合もあるのです。

また、女性特有のホルモンバランスの変化、難病などさまざま主訴に対して副作用なくアプローチしていける鍼灸治療は、子どもからお年寄りまで、より多くの人の救える可能性を秘めています。

すでに海外でも鍼灸が取り入れられるケースが増えていますが、西洋医学と組み合わせることによって、未知なる可能性を切り開いていくことができるでしょう。

多様な領域で可能性がある仕事

鍼灸師はいま、医療現場だけでなく、介護業界、スポーツ業界、美容業界など、さまざまな領域で必要とされています。

また、海を渡って、海外でグローバルに鍼灸のスキルを発揮している人もいます。

街の鍼灸院で働くだけでなく、自らの関心に応じて専門性を追求していくことができるのも、鍼灸師がキャリアを考えていくうえでは大きなやりがいになっているといえるでしょう。

なお、鍼灸治療は「医師の同意書がある」といった条件を満たせば、健康保険を適用することも可能です。

近年は資格取得者の急増により、鍼灸師の就職状況は厳しくなっているようですが、各所で鍼灸の可能性が認められ始めているいま、活躍できる場はさらに広がるものと考えられます。

とはいえ、まだ世の中には鍼灸についてよく知らないという人も多いですし、はりは「痛そう」、お灸は「熱そう」といったネガティブなイメージを抱く人もいます。

しかし、だからこそ鍼灸師はチャンスがある仕事だといえるでしょう。鍼灸の世界を深く突き詰めていくことで、活躍のチャンスを自分で増やしていくことができます。