司法書士になるための学校(大学学部、専門学校、スクール)

大学の法学部が有利な面も

難関試験といわれる司法書士試験は、非常に幅広い範囲から出題されるため、やはり法律の基本知識や法的思考力があるほうが、スムーズに試験勉強を進めることができます。

そのため大学の法学部などで時間をかけて基礎力を培っている人のほうが有利といえるでしょう。

また、大学の授業は必ずしも資格試験と結びつかない面もありますが、時間をかけて法律の基礎力を養うことやそこで築いた人間関係は、試験だけでなくその後のキャリアにも役立つこともあるでしょう。

専門学校に通学して本腰を入れる

司法書士と同じく法曹界で働く弁護士については、大学の法学部を卒業してロースクールと呼ばれる法科大学院に進むのが最も確実だとされていますが、司法書士にはそういった仕組みがありません。

もちろん法学部出身だと有利な部分はありますが、確実にやるべきことをこなせば合格できる資格でもあるので、専門学校やスクールなどでの学習で充分合格を狙うことができます。

最も合格に近い方法だと言えるのが、司法書士受験対策の専門学校に入学して通学する方法です。

司法試験など、各種受験対策を行っている専門学校などが司法書士受験対策の専門カリキュラムを1年単位で組んでいます。

朝から晩までみっちりと受験対策に没頭できるので、これ以上の環境はありません。ただし、他に仕事や学校などがある人にはできないことなので、周囲の理解や協力が不可欠です。

働きながら、またはWスクールで

社会人であれば、司法書士試験のためだけに1年を過ごすわけにはいかない、というのが大半の人でしょう。

そういう人の場合は働きながら夜にスクールに通ったり、大学生の人は学校が終わってからスクールに通う「Wスクール」などで受験対策をすることになります。

最も多いのはこの形なので、資格学校などには専門のコースが設置されています。

この形だと朝から晩まで勉強というわけにはいかないので、1年ではなく2年をかけて合格を目指すというコースもあります。

忙しい人のための通信教育

専門学校やスクールなどに通うのは難しいという場合、もちろん独学という方法もありますが、やはり勉強の進め方や実力の把握などにおいては、何らかの受験対策を利用するのが得策でしょう。

そこ考えられる選択肢は、通信教育です。実際に通信教育で司法書士受験対策をしている人も多く、これなら自宅で空いた時間などを利用して勉強をすることができます。

ただし、これだとどうしても勉強に充てる時間が少なくなってしまうので、1年よりも長い計画で合格を目指すことになるでしょう。