医療現場で求められるメイク

医療メイクの技術が進歩している

怪我や、病気を治療するための手術等によって体に傷が残ったり、皮膚が変色したりしてしまい、精神的な苦痛を強いられている人がいます。

それがたとえ命に直結する問題ではなくても、人に見られるのが嫌で外に出られなくなってしまったり、生きていることがつまらないと感じるようになってしまうこともあります。

そうした体の傷や肌の変化をメイクによって隠すことができれば、気分も明るくなり、きっと幸せな毎日を送れるはずです。そのような考えから、「医療メイク」というものが生まれました。

医療の現場で必要とされる「医療メイク」は、いま注目が集まっているメイクアップのジャンルの一つです。

もっと身近なところでは、「シミやニキビなどを簡単に隠したい!」という美容外科などの患者さんの需要に応えるためにも、医療メイクが施されています。

医療メイクの技術はどんどん進化しており、いまや肌の傷跡や変色はほぼ完璧にカバーすることができるそうです。また、肌の凹凸を目立たなくするなど、複雑な技術の開発も進んでいます。

なお、医療メイクは「医療アートメイク」「メディカルメイク」「カバーメイク」などと呼ばれることもあります。

医療メイクを行うには

医療メイクを行う場合、基本的に医療メイク用の化粧品を用いることになります。肌にやさしい化粧品を使い、トラブルが起きないように留意することはもちろん、一般的なメイクアップとはまた異なる技術が必要です。

医療メイクの技術を持つ人を育てることを目的に、「メディカルメイクアップアソシエーション(MMA)」というNPO法人も生まれています。

ここで学び、認定講座の修了試験に合格して「サポーター」となった人は、その後、スキルを生かすべくさまざまな現場へと羽ばたいているようです。

医療メイクができるメイクアップアーティストの活躍の場としては、全国の大学病院や皮膚科、形成外科、美容外科など医療関係の施設が中心です。

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