競艇選手(ボートレーサー)の引退後

引退の平均年齢は55歳

競艇選手(ボートレーサー)には、定年制が導入されていません。また、競輪のように、成績が悪いからといって強制的に引退もさせられません。

実際、引退の平均年齢は約55歳で、60代、70代になっても現役を続けることは可能です。

ボートレーサーのデビュー年齢は、平均で23.5歳となっています。レーサー全体での平均年齢は36歳、平均勤続年数は34年で、ほとんど一般サラリーマン並みに働くことができます。

3年に1度の選手登録更新の際、健康診断を受けますが、ここで異常が見つかれば、引退というケースもあります。また、裸眼視力が0.5以上なければ、選手登録を抹消されます。

そのまま視力が回復せず、引退ということはあります。

競技生活33年以上になると、成績しだいで引退勧告される

デビューして33年が経過して、成績が悪すぎると、選手会から引退勧告を受けます。そのため、50代のベテラン選手には、成績が悪くなると「そろそろ引退かな」と思うようです。

選手会から引退勧告を受ける前に、自分から辞めたいと思っている人が多いからだそうです。

人気の高かったレーサーが引退する時も、事前に発表されません。どのレースも、公営ギャンブルとして賭けの対象となるからです。レース後、最後のレースだったことがひっそりと発表されます。

引退後はさまざま

ボートレーサーには、現役時代から、引退後のことを考えている人は少なくないようです。

20代、30代で引退した人なら、経済状況によっては厳しいですが、まだ他の仕事に就くことができます。

40代では、転職が厳しいので、救助艇勤務やボート運び、競艇場の職員やガードマンなど、競艇関係の仕事に就く人もいます。

ボートレーサーは、もともと年収が多いので、引退後に向けて投資をしていた人も少なくありません。飲食店などの店を経営していたり、アパートや駐車場を経営している人もいます。

ボートレーサーを長く務めると、引退と同時に退職金や年金ももらえます。現役時代の獲得賞金も、将来に備えて蓄えていたという人は、趣味を楽しみにながら悠々自適に暮らしている人もいます。