競艇学校(ボートレーサー)の難易度・合格率

入学試験の倍率は40倍前後

競艇選手(ボートレーサー)になるには、まず、「やまと学校(福岡県柳川市)」に入学して、1年間の授業と訓練を受ける必要があります。

競艇学校内では、ボートに関する授業や体力をつけるためのトレーニング、さらに厳しい規律の中で集団生活などを行うことにより、競艇選手に必要な知識、技術を身に付けていきます。

もちろん、授業の中でボートを操作することもあります。ボートでの走行時、転覆や接触事故で命を落とすこともありますので、ボートに乗る際にはとくに厳しく指導されるようです。

競艇学校に通っている訓練生の中には、厳しい訓練に耐えかねて途中で断念する人もいるくらいです。やまと競艇学校を卒業すると、晴れて競艇選手としてデビューをすることができます。

やまと学校の入学試験は、年に2回行われます。定員は40名です。受験生と合格者の数は、次のようになっています。

113期(2012年10月入学):応募1395名、最終合格41名、倍率約39倍
114期(2013年4月入学) :応募1641名、最終合格41名、倍率約46倍
115期(2013年10月入学):応募1330名、最終合格40名、倍率約37倍
116期(2014年4月入学) :応募1557名、最終合格40名、倍率約43倍

入学試験は第1次から第3次まであります。第1次試験の合格者は約170名(倍率約9倍)、第2次試験の合格者は約70名(倍率約2.5倍)です。そして、最終合格者は、約40名です。

なお、第116期入学者の年齢構成は16歳〜26歳の37名(男子29名・女子8名)となっています。

入学試験の内容

入学試験の内容は、次の通りです。

第1次試験

学科試験と体力試験があります。学科は国語、数学、理科、社会です。体力試験は、握力、背筋力、立位体前屈、上体そらし、垂直跳びです。

学科試験のレベルは、高校入試程度です。各教科10問ずつ、5択のマークシート方式で、制限時間は60分です。学科試験はできて当たり前で、1次試験の合否は体力試験で決まるといわれています。

第1次試験は倍率が約9倍ですので、体力試験の5種目とも、受験生の中で上位の成績でなければ、合格は難しいでしょう。

第2次試験

体力試験と適性試験があります。体力試験は1500m走、開脚体前屈、乗艇姿勢、関節柔軟、上体おこし、腕立て伏せ、50m走、反復横とびの8科目です。

適性試験は、操縦、全身反応力、教練、処置判断、手腕作業、速度見越し、横と縦の動体視力、目と手の協応動作、深視力、心理判断、作文の12科目です。

第2次試験では、約170人から約70人に絞られます。いずれの種目も、受験生の中でトップクラスの成績でなければ、合格は難しいといわれています。

第2次試験と第3次試験は、4泊5日の合宿で行われます。合宿中の態度や行動も、審査の対象となっています。第2次試験の不合格者約100人は、合宿4日目の朝に解散となります。

第3次試験

人物試験で、面接と身体検査です。面接は受験生1人に試験官2〜4名で、面接の回数は期によって2〜4回と異なっています。ここで70人から40人ほどに絞られます。

やまと学校受験のための予備校があるほどです。何度も不合格になっても、夢を諦めず、学科と体力試験の対策を繰り返してチャレンジする受験生も少なくありません。

そのほか応募についての詳細は下記のリンクをご覧ください。
やまと学校