柔道整復師の独立・開業

独立開業は目標のひとつ

以前は柔道整復師というと接骨院か病院の整形外科に勤めることが多かったのですが、最近はスポーツトレーナーなどさまざまな分野に仕事場が広がっています。

そのため柔道整復師も役割も多様になってきていますが、独立開業するというのは多くの柔道整復師の目標のひとつです。

医療従事職にはいろいろな職種がありますが、すべての職種が独立開業できるわけではありません。

理学療法士、作業療法士といった職種は病院の中にあって知識や技術が活用できる職業です。

医療従事職の中で柔道整復師は独立・開業することができる職種のひとつであり、独立開業するということは自分で患者さんの治療方法を決めることができるということです。

接骨院や病院では、医師や他の先生からの指示などによって治療することになりますが、独立開業すれば、それらのことは自分の手で行うことになります。

「もっとこうした方が患者さんのためにはいい」と考えていたことが実行できるというのは、責任の重さは大きくなりますが、柔道整復師にとってやりがいのあることでしょう。

地域医療に貢献できる

スポーツをしていなくても、日常生活の中で転んだり、ぶつけたりして怪我をすることは多々あります。そうしたときに助けてくれるのが近所のほねつぎや接骨院の存在です。

大きな病院は確かに有名な先生がいたり設備が整っているかもしれませんが、近所にあるとは限りませんし、待ち時間が長かったり、敷居が高かったり、利用しづらいところもあります。

その点、近所に院があれば、通院もしやすいですし、アットホームな雰囲気のところが多いですから、何でも相談できる雰囲気もあります。

ほねつぎや接骨院は地域になくてはならない施設のひとつで、独立開業するということはそうした地域医療の貢献につながります。

成功すれば高収入も

接骨院に通院する人の年齢を調べたところ、0〜44歳が約20%、45〜54歳が約30%、55〜64歳が約45%、65歳以上は60%以上という結果になったそうです。

高齢の方が非常に多くなっており、高齢化社会が進むにつれてこの傾向は増えるでしょう。

この数字があらわすところは接骨院がいかに利用しやすい施設なのかということをあらわしています。実際、怪我の治療で接骨院を利用するだけでなく、予防のために接骨院に通院する人もいるといいます。

接骨院は保険が適用される医療ですから患者さんも利用しやすく、患者さんの数がある一定以上いれば、安定した収入が得られます。

独立開業に成功した場合は、年収1000万円以上といった高収入になることもあるようです。