販売促進と広告宣伝の違い

「販売促進」と似ている「広告宣伝」

販売促進という職種は一般的にそれほど認知度が高くはありません。

「広報」や「広告」「宣伝」と同じなのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。

確かに、企業のイメージアップや商品の売り上げアップのために、多くの人にPRを行うという点では共通していますが、具体的な仕事内容は大きく異なります。

そこで、ここでは「販売促進」と「広告宣伝」の仕事内容の違いについて具体例をあげて説明します。

「販売促進」と「広告宣伝」の違い

たとえば、ある化粧品メーカーが、新商品の化粧品シリーズを発売するとします。

ここで商品のコンセプトである「ターゲットは10代後半の若い女性」「日常的に使用できるような低価格のプチプラ商品」「華やかなギャル風のメイクができる」という内容を意識したうえで、テレビコマーシャルやポスターの制作に取り組むのが広告宣伝を担当する人の仕事です。

これはあくまでも、商品のイメージを的確に伝えることで購買意欲につなげることを目的としています。

これに対して、実際に一人でも多くの人がこの新商品を購入するような仕掛けを考えるのが販売促進を担当する人の仕事です。

具体的にいうと、新商品の発売に伴って芸能人を起用したイベントやキャンペーンを行ったり、ノベルティグッズや応募券などの特典を同封したりして、売り上げのアップを狙います。

消費者がついつい購入してしまうようにあの手この手で仕掛けるのが販売促進の役割といえます。

連携が重要なカギに

もちろん、このふたつのチームは、別々に仕事を行うわけではありません。

販売促進の企画を考えるうえでは、商品のイメージを損なわないような企画にすることが何よりも重要ですから、広告宣伝で起用した芸能人をそのまま販売促進のためにイベントに起用するというケースもあります。

ふたつのチームが連携しながら仕事を進めることはとても重要なことなのです。