販売促進のつらいこと・大変なこと・苦労

販売促進のつらいこと・大変なこと

会社の未来を左右する

販売促進に最終的な目的は自社の商品やサービスをより多く販売して利益を得ることです。

モノを売るための企画を考え実行する以外にも、将来的に自社商品を選んでもらうための施策を考え、見込み顧客を増やすための企画を考えることもあります。

どの業務も会社の利益に通じることで、販売促進がうまく機能しなければ会社の業績にも大きく影響を及ぼすことになります。

販売促進の責任というわけではありませんが、会社の業績が悪ければ社員の給料に影響を与える可能性もあり、売上に責任のある業務を行っているため、責任を感じることはあるかもしれません。

良くも悪くも数字がすべて

販売促進の仕事の成果は売上はもちろん、ホームページや動画へのアクセス数、TwitterやFacebookなどSNSへの反応など、常にあらゆる数字で明確に分かります。

考えた抜いた計画やアイデアによって成果が分かることはやりがいである一方、大きなプレッシャーにもなります。

いくら良いアイデアや企画であっても結果が出なければ評価されませんし、数字で結果が表れる以上、言い逃れができません。

苦労して販促計画を立て、イベントなどのプロモーションを実施しても毎回結果がついてくるわけでもなく、自信を持って企画したものが評価されないのはモチベーションも下がるでしょう。

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販売促進の悩み

販売促進の仕事をする上で出てくる悩みに社内関係者との関り方があります。

販売促進の仕事は商品やサービスを売るための施策を考えることですが、当然、対象となるモノを開発する部署があります。

「商品開発部」や「商品企画部」など会社によって名称はさまざまですが、商品の特徴や強みを正確に把握しなければ、狙っているターゲットに届くプロモーションを計画できません。

そのため「商品開発部」といった部署とは密に連携を取る必要があります。

プロモーションの方法を考える過程で、販売促進と商品開発部の意見が分かれることもしばしばあると考えられます。

販売促進が行うデータ分析や経験上、開発者が考えるターゲット、または打ち出すべき商品の特徴が異なるケースもあります。

そうした際は意見が衝突することもありますが、双方が納得するカタチに納める、自分の意見を押し通す、商品開発部の意見を尊重するなど、多様な落としどころがあります。

ただし結果が付いてこなければ販売促進の責任にもなりかねませんし、利益を上げるために時には恨まれ役を買ってでも確度の高い施策を実行しなければいけません。

ほかにも「広報部」や「営業部」との関わりも重要です。

新商品などのプロモーションを行うには広報部の協力は不可欠ですし、販促計画に沿って店頭やWebストアに展開するには営業部の力が必要です。

このように販売促進の仕事は社内の多くの関係者の協力がなければ成り立たないため、コミュニケーションが苦手な人にとっては悩みになるかもしれません。

販売促進を辞める理由で多いものは?

人それぞれ販売促進を辞める理由はありますが、ここで挙げたことがきっかけになる人もいるでしょう。

・会社の利益に責任を持ちたくない
・数字のみの評価に疲れた
・少し社内コミュニケーションの幅を狭めたい

そもそも販売促進の仕事に魅力を持てなくなったという理由もあり得ます。

ここまでは自社内の販売促進を辞める、または販売促進という職種を辞める理由でしたが、前向きな理由で辞める人もいます。

代表的な例は転職です。

同じ販売促進の仕事でも、自分の仕事をもっと評価してくれる会社へ転職や、今までとは違う業界でのチャレンジなど、キャリアアップが目的の人もいると考えられます。

どの業界も販売促進は求められており、求人ニーズも高めといえますのでチャンスは多いかもしれません。