グラフィックデザイナーの魅力

手がけたツールが完成した時の充実感

広告やセールスプロモーションツールの目的は、企業や団体などが、売りたい商品やサービス、あるいは伝えたい情報などを、わかりやすく魅力的に伝えること。

そのツールが持つテーマやコンセプトを、時には美しく、時には格好良く、時には面白く、平面の上にデザインするのがグラフィックデザイナーの仕事です。

1つのツールを完成させるまでには、さまざまなステップを要します。

まずコピーライターなどのスタッフとともに企画案を作りますが、この時点で修正を繰り返したり、ボツになってしまうこともしばしば。

プレゼンテーションが通るとやっと制作をスタートしますが、スタッフ会議でまた修正やデザインのやり直しが生じることも日常茶飯事です。

こうして苦労の中、ようやくひとつのツールが完成。自身の技術やセンス、個性が発揮されたツールの完成を迎え、安心感と充実感に包まれます。

自分のデザインで人の心を動かすこと

前述のように、必ず目的を持っているのが広告やプロモーションツールです。

たとえば街中に貼られる新発売商品のポスターなら、それを見た人が「格好良い!」「面白い!」と感じれば、人の心にインパクトを与えているということで第1段階の目的が達成されます。

そして、その人が宣伝されている商品を購入した場合、人の心を動かしたということで第2段階の目的が達成されます。

広告を制作するクリエイターにとっては、ここまで達成されればそのツールが成功を収めたということができるでしょう。

しかしさらにその先があって、ポスターを見た人が宣伝されている商品のファンになり、継続的に購入したり、友だちにクチコミで進めるようなことに至れば、第3段階まで目的が達成されたことになります。

最終的にはその商品が売上げを伸ばすことがクライアントのゴールです。

平面の世界だけでなく、世の中で話題になったり、消費・経済の世界にまで影響を与えていくことは、デザイナーにとって究極の醍醐味といえるでしょう。

仕事体験談