グラフィックデザイナーの見習い・アシスタントの仕事

アシスタントのグラフィックデザイナー

アシスタントのグラフィックデザイナーの仕事内容

グラフィックデザイナーを目指す未経験の人が、まず見習いとして先輩グラフィックデザイナーのアシスタントとして働くことがあります。

広告代理店や制作会社において、先輩グラフィックデザイナーの指示に従って仕事のサポートをするのがメインになります。

仕事の内容は会社によって異なりますが、最初は雑用だと思っておいた方がいいでしょう。

具体的には、原稿の受け渡しや校正作業・資料探しなどの本来のデザイナー補助にあたる仕事のほか、コピーや消耗品の買い出し・来客時のお茶出し・洗い物などの雑務も受け持つことになります。

デザイン力やパソコンスキルは先輩に教わって習得するというよりも、先輩の実務を見て学ぶ面が大きいでしょう。

仕事に慣れてくると、案件に直接かかわらない会社の名刺や年賀状などからデザインの実務をスタートすることが多いようです。

社内コンペで実力を見せる

アシスタントでもチャレンジできる可能性が高いのが、社内コンペです。

いくつかのアイデア提出する案件の場合、先輩グラフィックデザイナーに混じってアシスタントも作品を制作することがあります。

アシスタントだとしても、社内コンペでクオリティが認められれば正式な1案としてクライアントへ提案されます。

このように、社内コンペを始めとした実務を通じて実力と経験が伴ってくれば、グラフィックデザイナーとしてデビューする道が待っています。

経験を通じて学ぶ

広告業界は自由な発言・自由で奇抜なアイデアが許される業界ではありますが、まだ独り立ちしていないアシスタント時代は、そのような態度で臨むことはできないため、多くの新人グラフィックデザイナーが苦しむところでもあります。

グラフィックデザイナーは、あくまでも広告をつくれない人たちに代わり、代理業として広告をつくる職業です。

どんなに自分でいいと思う画期的なアイデアやデザインであっても、クライアントからOKがもらえなければボツになってしまうのです。

その業界や商品・サービスに合った表現スタイルや表現ポリシーを、経験を通して学び、クライアントからの信頼を勝ち得ていくのがプロのグラフィックデザイナーです。

そうしたことを、まずは先輩の姿を見ながら学び取り、静かに実力を蓄えていく時間であると考える必要があるでしょう。

クリエイターとしては悩ましい期間ではありますが、これを乗り越えてこそ一人前のグラフィックデザイナーとしてデビューできるのです。

グラフィックデザイナーのアシスタントになるには

グラフィックデザイナーを目指すための足がかりとなるアシスタントの求人は、学歴や経験は問わないことが多く、デザイン系の専門学校を卒業している人は歓迎され、給与面でも優遇されることがあります。

年齢制限はありませんが、先輩デザイナーが仕事を頼んだりアドバイスしたりしやすいことを考慮すると、30歳前後までと考えた方がいいでしょう。

経験を問わない場合も、IllustratorやPhotoshopのスキルは必須である場合が多いため、自分の考えたデザイン形にできる程度のスキルは必要となります。