アスレティックトレーナーの求人、就職募集状況

スポーツチームは狭き門

公益財団法人「日本体育協会(JASA)」によりますと、2014年の「公認アスレティックトレーナー(JASA-AT)」登録者数は2,324名だそうです。

アスレティックトレーナー(AT)の資格はほかにも「JATAC-ATC」や「NATA-BOC公認ATC」がありますが、それでも絶対数は非常に少ないと考えられます。

日本体育協会によりますと、国民大会や国際大会、日本代表に帯同した実績のある「JASA-AT」は約半数にのぼるというアンケート結果(2008年実施)があります。

職域はプロや実業団などのスポーツチームのほかにもスポーツ施設、学校、施術所や医療機関、保健所や福祉施設などにひろがっているといわれています。

トップアスリートとの専属契約やプロのスポーツチームは狭き門であり、募集情報にたどりつくこともアスレティックトレーナーとしての力量が問われるほどかもしれません。

実業団などのスポーツチームであってもフルタイム雇用は少なく、複数のチームをかけもちしたり、大会ごとに帯同したりする方が多いのではないでしょうか。

医療機関に勤務する

アスレティックトレーナーの一般的な求人は接骨院や鍼灸院、治療院などの施術所、整形外科やスポーツクリニックなどの医療機関が多いでしょう。

治療をおこなう場合は柔道整復師、鍼灸師(はり師・きゅう師)、あん摩マッサージ指圧師といった国家資格が必要であり、あわせて所有されている方も多数いらっしゃいます。

柔道整復師の仕事
あん摩マッサージ指圧師の仕事
鍼灸師の仕事

また最近では保健所や福祉施設などで活躍される方も増えているようですが、その場合、理学療法士の国家資格を所有する方も多くいます。

理学療法士の仕事

スポーツ施設に勤務する

さらに求人が増えていると思われるのがスポーツジムやフィットネスクラブ、地域のスポーツ施設などです。

アスレティックトレーナーの仕事だけでなくコンディショニングコーチやパーソナルトレーナーの業務を兼任するかもしれませんが、その場合は「NSCA-CSCS」や「NSCA-CPT」の資格もあわせて所有したほうが有効かもしれません。

また健康運動指導士や健康運動実践指導者との兼任も視野に入れると、さらに就職先はひろがるでしょう。

健康・体力づくり事業財団 健康運動指導士・健康運動実践指導者

トレーナー派遣会社などに就職する

現状としてはアスレティックトレーナーそのものの求人はけっして多いとはいえませんので、トレーナー派遣会社などに就職するのが安定した道のひとつといえます。

求人サイトなどを参考に、そうした企業を探してみましょう。