商社マンの1日・生活スタイル
商社マンの業務スケジュール
商社マンは、ハードスケジュールで働くことが多いです。
商社は商取引を仲介する役割であるため、基本的には一つの案件につき最低でも「売り手」と「買い手」の二者を相手にする必要があり、打ち合わせや交渉、契約なども複数こなさなければなりません。
また、取引相手のどちらか、あるいは双方が海外企業であるケースも多いため、スケジュールは時差を勘案して組み立てなければならず、相手の都合を優先して早朝や深夜に会議することもあります。
さらに、商社の多くは大企業であることから、上司や役員などに対する社内向け報告資料の作成やミーティングにも多くの時間を割かなければなりません。
海外出張する頻度も高く、移動にも長い時間がかかるとなれば、商社マンが非常に多忙であるのはある意味当然といえるかもしれません。
ただ、近年は政府主導の「働き方改革」が推進されている影響もあって、大手商社を中心に残業時間を抑制する方向にあり、労働環境は一昔前と比べればかなり改善されています。
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営業部門で働く商社マンの1日
営業部門の商社マンは、仕入先企業と販売先企業、それぞれの担当者と密にコミュニケーションを取り、要望を聞いたり、新しい商品やビジネスを提案したりすることが最も重要な仕事です。
このため、1日の大半を外回りに充てるケースがほとんどで、社内の自席に座ってデスクワークを行うのは、夕方以降の時間に限られています。
また、業務終了後には、取引先や関係各所との接待、あるいは部内での宴会などが予定されている日も多く、帰宅する頃には日付が変わっているということもよくあります。
商社マンがプライベートに割ける時間は、非常に少ないといえるでしょう。
投資部門で働く商社マンの1日
投資部門で働く場合、営業部門ほど外回りの頻度は高くありません。
投資先の事業をコントロールすることや、経営状況や収支状況を社内外の関係者に報告することがおもな仕事であり、ミーティングとデスクワークが業務の中心です。
ただ、投資先が海外であるケースも頻繁にありますので、営業部門と同じように、海外スタッフに合わせるためにスケジュールが不規則になることも珍しくありません。
また、接待などは少ないものの、その代わり、新しいビジネスを創出するために行政機関や大学の研究機関など、異業種の人と業務後に交流する機会が多く、帰宅時間はやはり遅くなりがちです。
20代で正社員への就職・転職
商社の仕事に興味をもったら転職支援サービスを利用してみよう
商社への転職に興味があり、具体的な1日の流れについてもっと知りたいのであれば、転職エージェントに相談してみるのもよいでしょう。
専任の転職エージェントであれば、各企業の内情にも詳しく、勤務のハードさや残業時間についても転職前に確認することができます。
働き方に応じた転職先を紹介してもらえるので、自分に合った転職先を見つけられる可能性が高まります。
商社の仕事が自分に合っているか不安、まだ転職するか決めていないという状態でも問題ありませんので、ぜひ無料相談してみてください。
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