社会福祉士の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

社会福祉士を目指すきっかけで多いものは?

社会福祉士を目指す人の多くは、「相談に乗ることで人の役に立ちたい」と考えたことがきっかけとなっているようです。

日常生活のなかで、家族や友人から悩み相談を持ち掛けられやすく、アドバイスすることに喜びを感じる人が、それをそのまま職業にするため、社会福祉士を志すケースがよく見られます。

また、社会福祉士は、そこまで知名度の高い職業とはいえませんが、私たちの生活のさまざまなところで活躍しており、家族の付き添いや学校の行事で施設を訪れた際、その仕事を目にすることも少なくありません。

将来、漠然と人の役に立ちたいと考える人のなかには、そうした機会に社会福祉士の仕事を知り、相談対応というかたちで人々を支援することに魅力を感じて、資格取得を目指す人も一定数います。

さらに、介護福祉士をはじめ、介護系の資格を勉強していく過程で、福祉の専門家である社会福祉士の仕事を知り、社会福祉士に方向転換する人もいるようです。

社会福祉士の志望動機の考え方

社会福祉士は、人の役に立つ仕事であることには間違いありませんが、ありとあらゆる福祉サービスを取り扱うため、実際にどのような人を支援するかは、職場によってかなり違いがあります。

このため、社会福祉士の志望動機を作成する際は、どんな分野に関心があり、誰のために働きたいかを、まず最初に明確にするべきです。

そのような考えを抱くにいたった背景を、過去の実体験などを踏まえながら具体的に述べれば、各施設に合った説得力のある志望動機となるでしょう。

また、社会福祉士になりたい理由に加えて、社会福祉士になった後、どのように活躍していきたいかというキャリアビジョンまで志望動機に含められると、尚よいといえます。

その際は、施設の事業内容や特色、経営理念などまであらかじめきちんと調べ、自分の志向と施設の方向性が合致していることを確認することが大切です。

社会福祉士の志望動機の例文

高齢者施設を志望する場合の例文

「私の祖父は、祖母が早くに亡くなったこともあって、私が小さい頃から特別養護老人ホームで生活しています。

祖父のところを訪れると、いつも職員の方々が優しく出迎えてくれ、忙しくも精力的に働く姿を見て、私もいつかは人の役に立てる仕事がしたいと考えてきました。

元々は介護職を目指していましたが、学校で社会福祉協議会を見学した際、実際に介護を手掛けるだけでなく、生活相談を行うことで支援する方法もあると知り、社会福祉士の資格を取得しました。

勉強してきた福祉の知識を生かして、貴施設に入所する人たちの生活の質を改善させることに貢献したいと思っています。」

障がい者施設を志望する場合の例文

「私は、親せきのなかに車椅子の人がいたこともあって、地域の障がい者を支援するボランティア活動にたびたび参加してきました。

そうして知り合った人たちと話をしていくなかで、なんらかの障がいがあると、生活面や経済面、就労面など、いろいろな面で不安や悩みを抱えやすいことを知りました。

社会福祉士の資格を目指したのは、障がいをもつために苦しんでいる人々を、総合的に支援できるようになりたかったからです。

貴施設で働きながら経験を積むことで、あらゆる分野に精通した、福祉のエキスパートに成長していきたいと考えています。」

福祉事務所を志望する場合の例文

「私は幼い頃に両親が離婚したため、母子家庭で育ちました。

お母さんが一生懸命がんばってくれたおかげで、幸せな子ども時代を過ごせましたが、同級生たちと比べて経済的に貧しかったことは間違いなく、そのせいでつらい思いをしたこともあります。

そのような経験から、私は大きくなったら貧困に苦しむ人のために働きたいとずっと思ってきましたが、学校の適職診断で社会福祉士という職業を知り、自分にピッタリだと感じました。

貴施設でケースワーカーとして活躍し、貧しい人々が少しでもよりよい生活を送れるよう、サポートしていきたいです。」

社会福祉士の面接で聞かれること・注意点

社会福祉士は、社会的に弱い立場にある人と直に接する職業ですので、そうした業務にふさわしい、優しさ、温かさ、親しみやすさといった人格を備えているかどうかは、非常に重要な要素です。

社会福祉士の面接において、面接官は、志望動機や長所・短所、学生時代の経験、施設の印象など、さまざまな角度から質問を重ね、受験者の考え方や性格、端的にいえば「人柄」を見極めようとします。

準備が不十分だと、緊張のあまり本来の自分らしさが発揮できないこともあり得ますので、事前に想定問答集を作成するなどして、自分なりの答えをあらかじめ固めておくことが大切です。

できれば、イメージトレーニングだけでなく、友人や家族、学校の先生などの協力を仰ぎ、何度も模擬面接を重ねてから、本番に挑むことが望ましいでしょう。

また、最新の福祉情勢などに関する時事的な質問がなされることも珍しくありませんので、就職先の施設に関係ありそうなトピックについては、ニュースなどでチェックしておくとよいでしょう。

社会福祉士の自己PRのポイント

社会福祉士の業務に最も必要になるのは、年齢も事情も性格も異なるさまざまな相談者と、スムーズに人間関係を構築するための対人スキルです。

社会福祉士の自己PRにおいては、誰とでもすぐに打ち解けられる明るい人物であることや、コミュニケーション能力が高いことなどを積極的にアピールするとよいでしょう。

その際は、学校行事や部活動でチームワークを発揮して何かを成し遂げた、ボランティア活動に従事して対人スキルを磨いたなど、具体的なエピソードを踏まえることがポイントです。

もしこれといったエピソードが思いつかなければ、社会福祉士の養成機関における実習について語っても構いません。

個々の体験において、人と接する際に気をつけたことや、うまくいかなかった際に反省したことなども併せて述べれば、社会福祉士にふさわしい向上心のある人物であることが面接官に伝わるでしょう。

社会福祉士の履歴書で気をつけるべきことは?

社会福祉士は、相手への思いやりが重視される職業ですので、履歴書については、内容はもちろん、その書き方も非常に大切です。

読む人の目線に立って、きれいな字を心掛け、文字の大きさはできる限り揃えるとともに、志望動機欄などの文章は簡潔な表現を意識しましょう。

読みやすさを重視すると、書き足らない気持ちになるかもしれませんが、その場合は、A4用紙1枚~2枚ほどの分量で、施設を志望した理由などを履歴書とは別にまとめるという方法もあります。

また、面接時には、面接官は履歴書を参照しながら質問しますので、質問の回答と履歴書の内容に齟齬がないよう、記載内容はきちんと暗記しておきましょう。

心配であれば、あらかじめ履歴書のコピーを持参し、面接の直前に見返すとよいでしょう。

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