社会福祉士の勤務時間・休日

社会福祉士の勤務時間

社会福祉士は、施設利用者や訪問者からの相談に対応することがおもな仕事であり、基本的には施設の営業時間に合わせて働きます。

このため、勤務時間はかなり固定的であり、8:00~17:00や、9:00~18:00前後に設定されているケースが一般的です。

日勤の仕事であり、また体力的な負担もさほど大きくありませんので、社会福祉士はワークライフバランスを取りやすい職業といえます。

ただし、施設によっては、早朝や夕方以降の相談者にも対応するため、早番や遅番といったシフト制が取り入れられているところも一部あります。

さらに、介護施設では、ほかの介護スタッフと同じように、社会福祉士にも、食事や入浴、排せつなどの介助作業が求められるケースも珍しくなく、その場合は早番や遅番に加え、夜勤業務も発生します。

相談対応をおもにする施設とは対照的に、介護施設で働く場合の勤務時間は日によってばらばらですので、肉体的な負担も重くなりますし、家庭生活との両立も困難になりやすいでしょう。

社会福祉士の休日

社会福祉士の休日は、勤務先によってさまざまなパターンがあります。

土日祝日を休みとする完全週休2日制の職場もあれば、平日に来れない相談者などに対応するため、土曜日も営業し、月曜日~土曜日までのどこか1日と、日曜日を休みとする週休2日制の職場もあります。

また、病院や介護施設など、常に入院患者や入所者がいる施設の場合は、交代で休みを取得しながら働きますので、休みが平日になることもあれば土日になることもあり、かなり不規則です。

公共施設であれば土日休み、民間施設であればシフト制で変則的な休みというわけでもなく、勤務体系は施設ごとに個別に異なりますので、それぞれの休日事情はしっかりと確認することが必要です。

社会福祉士の残業

社会福祉士は、施設によって多少のばらつきがあるものの、総じて残業時間の少ない職業です。

1回あたりの相談時間は、おおよそ1時間~2時間という大枠が定められており、時間内に結論が出なければ、翌日以降に再度面談の機会を設けるケースが一般的です。

本人や家族との話し合いが長引いたり、あるいは施設を見学して回るなどして、相談時間が超過することもありますが、それでも夜遅くまでかかることはまれであり、残業時間がかさむこともあまりありません。

施設のなかには、残業時間の少なさを売りにしているところも珍しくなく、ほぼ毎日定時に近い時間で帰宅できるところもあるようです。

社会福祉士は忙しい?激務?

社会福祉士は、相談対応業務だけでなく、行政機関をはじめとして、地域にある各施設と連携するための情報共有業務もこなさなければなりません。

このため、各施設への報告書類作成量が増える月末・月初は相対的に忙しくなりやすく、とくに年度末・年度初めは、デスクワークが多くなりがちです。

しかし、多少の地域差や施設差はありますが、連日深夜残業や休日出勤に追われるほどの激務に見舞われるというケースはほとんどありません。

ただ、介護施設では、業界全体が慢性的な人手不足に陥っていることもあって、単純にスタッフが少ないために一人あたりの業務量が増え、四六時中慌ただしく走り回らないといけない職場もあるようです。

社会福祉士の休日の過ごし方

社会福祉士が請け負う相談内容は、介護や障がい、貧困、虐待など、深刻なものがほとんどです。

このため、休日については、家族や友人と外に出かけたり、趣味やスポーツを楽しんだりして、気分をリフレッシュさせるという人が目立ちます。

ただ、社会福祉士のなかには、仕事熱心であるがために、休日でも個別指導計画を考えたりして、完全には頭を切り替えられないという人も少なくないようです。

しかし、社会福祉士は、精神的な負担の重い仕事ですので、長く働き続けるためには、ストレスをため込みすぎないことも重要です。

働くときはしっかりと働き、休むときはゆっくりと休むという、メリハリをつけた生活を送ることが望ましいでしょう。