「セミナー講師」とは

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特定のテーマに基づくセミナーを開き、集まった参加者の前でわかりやすく講義をする人のこと。

セミナー講師とは、あるテーマに基づくセミナーを開き、集まった参加者の前で講義をする人のことをいいます。

セミナーのテーマは経営、マネー、マーケティング、自己啓発、親子関係、恋愛など多岐にわたりますが、セミナー講師はたいてい自分の専門分野を持ち、その分野についての講義を行います。

セミナー講師として働く人の多くが、フリーランスとして完全に個人で活動するか、講師業を手掛ける専門会社に登録して仕事をしています。

特定の分野に関する深い知識や経験が求められてくるため、学校を出たばかりの若い人よりも、社会人が仕事を通じて得た専門知識や経験などを強みにセミナー講師になるケースが目立ちます。

その人自身に豊富な知識や技術、経験、キャリアがあれば、個人でも多くの人を集める人気セミナー講師としてやっていくことは可能ですし、自分の実力次第で大きく稼ぐことも夢ではなくなってきます。

「セミナー講師」の仕事紹介

セミナー講師の仕事内容

専門分野に関するセミナーを開いて講義をする

セミナー講師とは、セミナーを開き、集まった参加者の前で講義をする人のことをいいます。

セミナーの内容は、経営、マネー、マーケティング、自己啓発、親子関係、恋愛など多岐にわたりますが、セミナー講師はたいてい自分の専門分野を持ち、その分野についての講義を行います。

セミナーの参加者に対してわかりやすく、ためになる講義の内容を考えて話すことはもちろん、セミナーで使う資料作りや集客なども重要な仕事の一部です。

セミナー講師の就職先・活躍の場

フリーで働くか、講師業を手掛ける会社に登録するか

セミナー講師は、フリーランスとして完全に個人で活動するか、講師業を手掛ける専門会社に登録して仕事をするのが一般的です。

前者の場合、自分でセミナーの内容を企画し、会場の手配や集客などまで自ら進めていきます。

一方、後者は講師として得意分野・専門分野などを伝えて会社に登録しておくと、企業などから講演依頼があった際に案件を紹介してもらったり、資料準備などのサポートも受けながら講師活動をすることができます。

セミナー講師の1日

人によって1日の流れはさまざま

セミナー講師は個人で働く人が多いため、毎日決まったスケジュールで働かずに、仕事内容に応じて1日の流れが変わってくることもよくあります。

ここでは、経営に関するセミナーを開いているあるセミナー講師の1日について紹介します。


07:00 起床
起きたらすぐにメールとニュースをチェックします。

08:00 セミナー会場へ
身支度をし、この日にセミナーを行う会場へ向かいます。

10:00 準備
会場レイアウトを把握し、セミナーで使う資料やスライドの準備を整えます。

12:00 セミナー開始
参加者の様子を見ながら、事前準備した内容に基づきセミナーを進めます。

14:00 セミナー終了
参加者から質問を受けたりとコミュニケーションもとります。

16:00 帰宅
休憩をとりながらメールチェック。

18:00 SNS更新
今後のセミナーのための集客用の記事をSNSにアップ。

22:00 資料作成
次回のセミナーで使う資料の作成に取り組みます。

セミナー講師になるには

自身の専門性や実績をアピールし、信頼を集める

セミナー講師になるために、必ず決まった道を通らなくてはならないということはありません。

老若男女問わず誰でもセミナー講師になれる可能性がありますが、現実的にはどこの誰かもわからない、実績もない人がセミナーを開こうとしても多くの参加者を集めるのは難しいでしょう。

そのため、セミナー講師を目指す人の多くが、まずはブログやSNS、動画サイトなどを使って情報発信をし、「自分はこういう分野についての専門知識がある」ということを周知しています。

ある程度の実績やノウハウを身につけると、学校や企業に対して営業をかけて講義をする場や機会を見つけていく人もいます。

セミナー講師の学校・学費

セミナー講師の養成スクールや講座がある

セミナー講師になるために絶対に通わなくてはならない学校はないため、お金をかけずにセミナー講師になることも可能です。

ただし、最近は民間のセミナー講師の養成スクールや講座が増えており、そこではトークスキルの磨き方や宣伝・集客方法などについてゼロから学ぶことができます。

なお、セミナー講師は講義を行う分野に関する専門性があれば必ずしも学歴は問われませんが、ビジネスや経営セミナーなどでは、講師の学歴が高いことで参加者に安心感を抱かれやすいという面もあります。

セミナー講師の資格・試験の難易度

セミナー講師になるための資格はない

セミナー講師として働くうえで、特別な資格は必要ありません。

セミナー講師の仕事と関連する資格を挙げるとすれば、民間団体が認定するコミュニケーション関連の資格が考えられます。

このような資格の取得を目指しながらトークスキルを高める例もあります。

ただし、セミナー講師という職業では講師業としての資格よりも、講義をする分野に関する専門的な資格を持っていると、参加者に対する説得力や信頼度がアップすることにつながっていきやすいといえます。

セミナー講師の給料・年収

人気と実力がある講師になればなるほど収入も増える

セミナー講師の収入は、講義を行うことによる講師料や講演料となります。

その金額の相場は、90分から2時間までで5万円から10万円程度が一般的とされますが、セミナーの内容や講師の実績やよってはもっと安くなることもあれば、20万円以上を得られることもあります。

基本的には、多くの参加者を集められる人気講師になると、収入も大きく跳ね上がり、人によっては年収1,000万円以上にもなります。

ただし、セミナー会場までの交通費や宿泊費などの経費がきちんと支給されるかなどによっても、手元に残るお金は変わってきます。

セミナー講師のやりがい、楽しさ

人々に気付きや学びを与えられる仕事

セミナー講師のやりがいは、自分の専門分野や得意なことを講義することで、人々に気付きや学びを与えることができるところだといえます。

自分で「これを伝えたい!」と思う話を大勢の参加者の前で披露し、その内容に参加者が聞き入ってくれたり、満足した姿を見せてくれたときには、大きな達成感を得ることができます。

少しずつ知名度が上がり、より多くの参加者を集められるようになったり、自分を頼ってくれる人が増えていくことにも喜びを感じられるでしょう。

セミナー講師のつらいこと、大変なこと

講義以外のコツコツとした仕事も多い

セミナー講師というと、どうしても参加者の前で講義を行っている姿ばかりイメージされがちですが、じつはそれ以外の仕事もいろいろとあります。

たとえばセミナーで使用する資料の作成や、集客方法の検討、SNSなどへの宣伝文の執筆、プレゼンテーションの練習など、見えないところでもセミナーを開くための準備をたくさんしなくてはなりません。

こうした、一見地味といえそうな仕事をコツコツとしなくてはならないのは、セミナー講師の大変な一面です。

セミナー講師に向いている人・適性

人前で話をすることが好きな人

セミナー講師の適性はいろいろと考えられますが、大事な要素といえるのが、人前で話をすることが好きかどうかです。

セミナー講師は、自分が得意な分野や深く知っている分野について「人に伝えること」でお金をいただき、仕事として成り立たせていきます。

ただ知識豊富なだけではなく、それをどう伝えれば興味を持ってもらえるのか、理解してもらえるのかということをつねに考える必要があります。

人に何かを伝えたいという思いがあり、大勢の人の前で話すことも苦痛にしないタイプの人に向いている仕事だといえるでしょう。

セミナー講師志望動機・目指すきっかけ

自分の知識や経験を強みにしたいという思い

セミナ―講師になる人の経歴はさまざまですが、もともと会社員であったような人が副業のような形でセミナー講師を始めるケースも比較的多く見られます。

この場合、仕事を通じて得た専門知識や経験などを強みにセミナーを開くことができます。

また、主婦などでも人よりも圧倒的に得意なことや詳しい分野があれば、セミナーに人を集めることは可能です。

セミナー講師になるような人は、まずは自分の「これなら人に負けない!」という強みを持ち、それをどう生かすかと考えるなかでこの仕事を目指すケースが多いようです。

セミナー講師の雇用形態・働き方

さまざまな働き方が考えられる

セミナー講師はいくつかの働き方が考えられますが、代表的なのは独立してフリーランスになる方法です。

その人自身に豊富な知識や技術、経験、キャリアがあれば、個人でも多くの人を集める人気セミナー講師としてやっていくことは可能です。

また、セミナー講師を派遣する会社に登録し、クライアント企業から講義依頼が入った場合に案件を紹介してもらうような働き方もできます。

あるいは、別の仕事を本業として持ちながら、副業でセミナー講師をやっている人もいます。

セミナー講師の勤務時間・休日・生活

セミナー当日に向けて準備をする

セミナー講師の勤務時間や休日は、フリーランスで働く場合とくに決まりきったものはありません。

実際に参加者の前で講義を行うセミナー当日はもちろん、その日に間に合うように、宣伝や資料作成などさまざまな準備をします。

1回のセミナーは90分から120分程度のものが多いとされますが、その時間だけ働いているわけではなく、むしろ講義以外に使う時間も多いといえます。

休みはセミナーが入っていない日や、スケジュールが落ち着いている時期にとることが多いでしょう。

セミナー講師の求人・就職状況・需要

就職して働くこともできるが、独立する人も多い

セミナー講師は、コンサルティング事業などを手掛ける会社に就職して働く人もいますが、独立してフリーランスになったり、起業をして働く人も多い仕事です。

就職して働きたい場合には、求人がそこまで多くないこともあり、こまめに情報をチェックする必要があるでしょう。

年齢や経験はあまり問われませんが、専門分野に関する知識を持っていたリ、これから学ぼうとする熱意や向上心は求められます。

セミナー講師の転職状況・未経験採用

他者に自分が持っている知識やノウハウを披露するセミナー講師は、まだ人生経験の浅い新卒の人や若い人がいきなりなるというよりも、ある程度の社会人経験を積んだ人がなることが多い職業だといえます。

そのため、転職してセミナー講師を目指すことは一般的です。

たとえ講師業は未経験であっても、プレゼンテーションやトークのスキルを磨いていけば、人前でわかりやすく、伝わる話し方ができるようになります。

セミナー講師は個人で活動をしたり、起業をして働く人も多いため、自分の意欲や頑張り次第で活躍できるチャンスは十分にあるといえます。

セミナー講師の現状と将来性・今後の見通し

人々の心を掴むセミナー講師を目指す

いつの時代も、人々の「新しいことを学びたい」「もっと知識を身につけたい」という気持ちは変わることはないため、セミナー講師の需要は将来的にもあるといえるでしょう。

実際、全国各地で大小さまざまなジャンルのセミナーが日々開かれており、セミナー講師が活躍できる場も拡大しています。

しかし、セミナー講師は、ある意味では人気商売だといえます。

講義を行う分野に関する知識やスキルを持っていることはもちろんですが、人々の心を掴み、信頼されるセミナー講師になることが、長くこの仕事を続けていく重要な要素となります。