ケアマネジャー試験(介護支援専門員試験)の難易度・合格率

ケアマネジャー(介護支援専門員)資格とは

ケアマネジャー(介護支援専門員)として働くためには、「介護支援専門員実務研修受講試験(以下、介護支援専門員試験)」に合格したのちに、実務研修を修了することが必要になります。

その後、各都道府県の介護支援専門員名簿に登録を行い、介護支援専門員証の交付を受けることによって資格を得ることができます。

ケアマネジャーの資格試験は、受験資格や合格後のハードルが比較的高いことに加え、試験に合格した後に長時間の研修(介護支援専門員実務研修)を全課程修了し、ようやくケアマネジャーとして都道府県に登録できる仕組みになっています。

登録までの道のりは、各種資格のなかでも長いといえるでしょう。

ケアマネジャーになるには? 必要な資格要件は?

介護支援専門員実務研修受講試験の受験資格

受験資格としては、医療・保健・福祉等の各種国家資格(基礎資格)を有し、かつ実務経験が5年から10年ある人が対象です。

基礎資格には以下のようなものがあります。

介護福祉士社会福祉士看護師・准看護師・理学療法士作業療法士栄養士管理栄養士を含む)・保健師精神保健福祉士あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・歯科衛生士薬剤師柔道整復師言語聴覚士医師歯科医師助産師視能訓練士義肢装具士

また、これらに該当する基礎資格を持っていない人でも、老人福祉施設や在宅介護業務に従事する人、施設長などとして5年から10年の実務経験があれば受験することが可能です。

介護支援専門員実務研修受講試験の難易度・勉強時間

ケアマネジャーの試験は特別に難関というわけではなく、国家試験や公的試験のなかでは標準的なレベルの試験といえます。

仕事をしながらでもうまく時間を使って勉強をすれば、そこまで苦労することなく資格取得を目指すことができるでしょう。

しかし近年試験の難易度は上がり合格率も低くなっているため、油断せずに勉強することが必要です。

介護支援専門員実務研修受講試験の合格率

介護保険創設当時、平成10年・11年度の介護支援専門員実務研修受講試験の合格率は40%台と受験者の多くが合格していました。

これにはケアマネジャーの歴史が浅く、養成を急ピッチで進める必要があったために難易度を低くしていたと考えられています。

介護保険制度がスタートして20年以上が経ち、幾度もの改正が加えられつつも徐々に制度が定着しつつある近年では合格率は低下し、おおむね15%から20%程度で推移しています。

介護支援専門員(ケアマネジャー)試験受験者数の推移

ケアマネジャー試験の受験者数は例年より大幅に激減し、平成30年度試験は49,332人となっています。

介護支援専門員(ケアマネージャー)試験受験者数_30

介護支援専門員(ケアマネジャー)試験合格率

ケアマネジャー試験の合格率は前年度20%を超えましたが、平成30年度の合格率は前年より大幅に下降し10.1%となりました。

介護支援専門員(ケアマネージャー)試験合格率_30

平成30年度 介護支援専門員(ケアマネジャー)試験職種別合格者数

平成30年度のケアマネジャー試験の職種別合格者数は、介護福祉士が圧倒的に多く、2,452人となっています。続いて看護師・准看護師が935人、社会福祉士が519人、理学療法士が361人です。

平成30年度ケアマネージャー試験職種別合格者数_30

平成30年度 介護支援専門員(ケアマネジャー)試験職種別合格者数(累計)

平成30年度までのケアマネジャー試験職種別合格者数の累計は、介護福祉士が307,360人でトップとなっています。続いて、看護師、准看護師が168,123人、相談援助業務従事者・介護等業務従事者が78,382人となっています。

ケアマネージャー試験職種別合格者数累計_30

令和元年度 東京都介護支援専門員実務研修受講試験の概要

試験日 令和元年10月13日(日)午前10時開始
申込書受付 令和元年6月3日(月)~6月30日(日)※当日消印有効
試験地 都内の大学等(予定)
受験資格 保健・福祉・医療分野で、原則として5年以上かつ900日以上の実務経験を有する者など
試験科目

介護支援分野

介護保険制度の基礎知識
要介護認定等の基礎知識
居宅・施設サービス計画の基礎知識等

保健医療福祉・サービス分野

保健医療サービスの知識等(基礎)
保健医療サービスの知識等(総合)
福祉サービスの知識等

合格率 12.9%(平成30年度)
合格発表 令和元年12月3日(火)予定
受験料 12,800円
詳細情報 東京都介護支援専門員実務研修受講試験