独学でケアマネジャーになれる? 勉強することは?

独学でケアマネジャーになれる?

ケアマネジャーの試験は簡単ではない

近年、介護支援専門員実務研修受講試験は難易度が上がってきており、合格率も15%から20%程度を推移していることから、決して易しい試験ではないと考えておいたほうがよいでしょう。

独学だとしても事前にしっかりと試験対策をし、本番に臨む必要があるといえます。

市販のテキストを利用して勉強

介護支援専門員実務研修受講試験の対策は、資格対策のスクールに通う、通信講座を利用するなどの方法のほか、書店で販売されている市販の参考書や問題集を利用して、独学も可能です。

受験者の多くは社会人のため、時間やお金の制約から独学での合格を目指す人も多くいます。

介護支援専門員実務研修受講試験は、長寿社会開発センターから出されている『介護支援専門員基本テキスト』(全3冊)の内容に基づいて出題されるため、このテキストを購入し、しっかり理解すれば合格できるでしょう。

また内容をコンパクトにまとめた参考書や問題集はいくつも販売されていますし、インターネット上にある無料の問題や情報を拾っていけば、独学で効率的に勉強を進めることも可能です。

しかし、出題範囲は広く専門的な内容も含まれているため、介護以外の分野から目指す場合、介護の知識がまったくない人にとっては難易度が高いと感じられるでしょう。

通信講座の利用

まったくの独学では不安という場合は、通信講座を利用する方法もあります。

通信講座では、重要なポイントや試験対策の情報がまとめられたテキストを利用することができ、スクールに通うよりは費用も安く抑えられ、社会人でも手軽に始めやすいでしょう。

独学の注意点

介護支援専門員実務研修受講試験の出題範囲に関連する内容は、しばしば法改正が行われ内容が変更されています。

スクールに通っていれば、最新の情報を素早く教えてもらうことができますが、独学の場合は自分で法改正の情報も追わなくてはいけません。

試験では改正内容についても問われることも多いため、しっかりとチェックしておく必要があります。

ケアマネジャーになるために勉強すること

介護保険制度

ケアマネジャーはまず、介護保険制度のことを深く理解していなくてはなりません。

ケアマネジャー試験の試験科目は大きく「介護支援分野」と「保健医療福祉サービス分野」の2種類となっており、介護支援分野では介護保険制度のしくみにはじまり、要介護認定の手続きや介護報酬、介護保険サービスの内容や種類といった内容を勉強していきます。

いずれも私たちの日常生活ではあまりなじみがない内容となるため、専門用語や法律を一から覚えていく必要があります。

保険医療に関する知識

ケアマネジャーになるために絶対に学ばなくてはならないのが、保健医療福祉サービスです。

ケアマネジャーが仕事をするうえでは、利用者(要介護者)の身体の状態を理解する必要があります。

認知症や感染症をはじめ、高齢者にどのような症状が出やすいのかといったことや、検査などの医学的な基礎知識を理解します。

また障害者自立支援法・生活保護法・高齢者虐待防止法といった各種法律についてや、コミュニケーション技術や福祉サービスの事業所に関する知識も身につけておく必要があります。