税理士になるまでの勉強時間

猛勉強でめざす合格

税理士の試験は、難しい試験ということで知られています。毎年、筆記試験の合格率は20%にも満たず、一発で全科目合格する人はほとんどいません。

税理士の筆記試験に合格するまでの標準勉強時間は、短い人で2,500時間、長い人では5,000〜6,000時間と言われています。

民間の専門学校の受験対策講座を受けたり、大学で税法の勉強をしたりして、3年以上かけて受験対策をする人も珍しくありません。

税理士の筆記試験は、一度合格した科目はずっと合格として扱われるので、長い時間をかけて一科目ずつ合格をめざすことが可能です。このため、「今年はこの科目」「来年はこの科目」と合格目標を定めて、最初から5〜6年計画で取得をめざしている人もたくさんいます。

人によってはさらなる勉強が

税理士をめざす人のなかには、通常の試験勉強以外にもさらに勉強が必要な人がいます。それは、「高卒で税理士をめざす」「理系の大学生で税理士をめざす」場合のように、大学で税法を学んでいない人が試験を受けるケースです。

実は税理士の試験には受験資格があり、大学の法学部や経済学部や商学部で勉強している大学生あるいは卒業生であれば、誰でも試験を受けることができます。

しかし、そうではない人は、「日商簿記1級合格」か「税理士に関係する職場での3年以上の職歴」がなければ、そもそもの受験資格が与えられないのです。

そこで、こうした人たちの一部は、まずは日商簿記1級の合格をめざして勉強をスタートします。日商簿記1級は難関で、合格までの標準勉強時間が500〜600時間です。

この試験に無事に合格したらようやく税理士試験の勉強がスタートできます。日商簿記1級に合格しなければ受験資格がないという人は、他の受験生よりもさらに多くの勉強時間が必要だという覚悟が必要です。