特別支援学校(養護学校)教諭のやりがい (体験談)

特別支援学校の児童・生徒は、それぞれに障害があり、なかなかすぐに結果が出るということはありません。だから、私たち教師も気長に接して、すぐに答えを求めることはしません。

そんななかで、教師がやりがいを感じるのは、やはり、今まで出来なかったことを生徒が達成出来たときです。

それぞれの生徒により課題は違いますので、目標を達成するには半年から1年、または、それ以上かかることもあります。ですから、長く担任をするほどやりがいを感じることができるかと思います。

例えば、養護学校の中でも肢体不自由児の学校だと、車椅子の生徒もいます。その子達は、生活自体することが難しいのですが、「車椅子のまま、電車に乗ってどこかへ行く。」などの目標をたてて、その達成に向けて頑張ります。

それは、単純なようですが、電車に乗るには、駅員の支援を必要としますし、また、できないことを人に伝えることの練習にもなります。ですから、1年間かけて学校内でも練習をしていきます。

そして、最後の総仕上げとして生徒が自分で電車に乗ることができたとき、私たちは、とても嬉しい気持ちになります。

また、盲学校だと、「親のつきそいなしで、家から学校まで行く。」とか、聾学校だと、「百貨店に行って、買いたいものを店員に伝える。」などの目標をたてて頑張ります。

これらは非常に難しいので、最初は簡単なことから始め、徐々に難しくしていきます。盲学校・聾学校の場合も同じく、生徒ができないことが少しでもできるようになったときが一番やりがいを感じますね。

このように、特別支援学校の場合は、普通の学校に比べてやりがいを感じるのに時間はかかりますが、うれしいものです。

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