特別支援学校の教師として仕事で大切にしていること(体験談)

私が仕事で大切にしていることは、教員同士の連絡、生徒との交流、保護者との連絡です。

教員同士の連絡

まず、教員同士の連絡ですが、これは欠かせません。何か問題が起きた時に自分だけで処理しようとして誰にも報告しなければ、あとあと責任問題などにも繋がりかねません。

ですので、必ず、連絡するようにしています。学校ではこのことを、「ほうれんそう」というところもあります。ほうれんそうの「ほう」は報告、ほうれんそうの「れん」は連絡、ほうれんそうの「そう」は相談です。

生徒との交流

次に、生徒との交流ですが、授業中だけでの付き合いでは、なかなか生徒のことはわかりません。ですので、できるだけ、休み時間などは多くの生徒と遊んだり話をしたりしています。

そうすることで、生徒の悩みを発見したり、生徒同士の関係を見つけたりできます。また、時には、少し遠くから生徒の様子を観察することもします。なぜかといいますと、教師がいるときと、いないときでは態度ががらりと変わる生徒もいるからです。

いじめなどは早めに発見することが大事です。

保護者との連絡

最後に保護者との連絡ですが、これはあまりしない人が多いですが、私は必要だと考えています。毎日ではなくても、時々、行うことで保護者との関係も良好に保つことができます。

では、何を連絡するかですが、これも教師によっては違います。生徒が問題を起こした時にだけ保護者に連絡をする人もいます。私はこれはあまりおすすめできません。

保護者も連絡がかかってくるたびに、また何かしたのか!と思ってしまい、学校との接触を断つこともあるからです。ですから、私は、できれば、普段から、生徒が頑張ったことを時々、連絡するのが良いと思います。

そうすることで、学校の先生は自分の子供をよく見てくれていると感じてくれます。また、問題が起きたときも親身になって考えてくれます。仕事で大切にしていることは人によって違うと思いますが、生徒や保護者との関係を良くしていきたいというのは同じだと思います。