市役所職員の仕事内容

市役所職員は大きく「事務系」「技術系」の2種類に分けられます。それぞれの仕事内容を見てみましょう。

「事務系」(一般行政職)、「技術系」(技術職)の仕事内容

まず、いわゆる事務仕事中心の「事務系」職員の場合、約3年〜4年周期で部署を変わり、多様な分野の仕事を担当します。

具体的には、

・戸籍や住民票などに関する手続きなどの窓口業務
・企業誘致活動による産業振興
・洪水ハザードマップ作成などを通じた地域防災・防犯
・社会福祉に関する相談対応児童・生徒の学校不適応対策立案による福祉・教育の推進
・花火大会など市がかかわるイベントの企画・運営などをきっかけとした文化活動振興

などまで多岐にわたります。

事務系職員は、さまざまな仕事の経験から、広い視野と知識を備えた市政のプロへと成長していきます。

一方、「技術系」職員は、土木、建築、化学、情報など、各分野の専門知識・技術を持っています。

それぞれの専門に合わせて、

・道路工事の設計・現場管理
・都市計画の立案サポート
・建築に関する違反確認・指導、騒音・振動の立入検査や測定・解析

などを行います。

自らの専門に特化した仕事を重ね、専門的な視点で市政を見つめ、支えられるスペシャリストに育っていきます。

「距離の近さ」ゆえの喜びと厳しさ

こうしてみると、職員の仕事内容はさまざまですが、いずれも、市民生活の維持になくてはならない重要な仕事といえます。

また、職員は市と市民を結ぶ窓口でもあります。

市民の要望や困りごとを直に聞いて、人々のより良い暮らしの手助けをするので、市民と触れ合う機会や、「ありがとう」とダイレクトにいわれることが多いといいます。

人々との「距離の近さ」が、市役所職員という仕事の特徴の一つであり、喜びややりがいにつながるようです。

しかし「距離の近さ」が、厳しさにつながることもあります。職員は、市政への不満などの窓口になる場合もあるのです。

叱責をきちんと受け止めた上で、市としての立場や考えなどをわかりやすく説明したり、必要に応じてクレームを市役所内で共有し、施策に反映させたりするなど、責任を果たさなければなりません。