市役所職員の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

市役所職員を目指すきっかけで多いものは?

市役所職員を目指すきっかけとしては、「自分が生まれ育った地域に貢献したい」という理由が代表的なものとして挙げられるでしょう。

幼い頃から住み慣れた地域に愛着を持ち、その地域を今よりも発展させていきたいと考え試験にチャレンジする人は少なくありません。

また、「その地域の出身でなければ受験できない」というわけでは決してないため、ほかの市の出身者が受験することもあります。

その場合は、自治体独自の取り組み内容に魅力を感じたり、ほかの市にはないユニークな地域性にひかれて志望する人が多いようです。

市役所職員の志望動機の考え方

市役所職員の面接のポイントは志望動機にあるといってもよいでしょう。

面接官は「なぜ市役所職員になりたいのか」「なぜこの市の職員なのか」「どのような職員になりたいのか」などの質問をすることで、受験者がどれだけ高い意欲を持って面接に来ているのかを推しはかります。

このときに、市役所職員以外の公務員でも問題なさそうな内容を答えたり、その市以外のほかの市でも当てはまるような志望理由では面接官は納得できないでしょう。

面接にのぞむ前に「筋の通った志望動機」を考えておくことはもちろん、将来的に職員としてどのように市民の役に立ちたいかなどもじっくり考え、整理しておく必要があります。

市役所職員の志望動機の例文

自分が生まれ育った地域に貢献したい

「自分自身が生まれ育った地域に貢献したいと思い志望しました。

私は幼い頃から現在に至るまで、この◯◯市と一緒に育ってきました。

毎年開催される地域イベントには運営者側として参加させていただき、そこではたくさんの人に支えられたり、応援してもらったりした経験があります。

今後はこの市の一職員として、地域の発展に貢献していきたいと考えています。」

大学で学んだ知識を生かしたい

「私は大学で「地域政策」を専攻しており、その知識を生かして働きたいと考え貴所を受験させていただきました。

大学では、各自治体が現在抱えている課題や今後の展望、そして効果的な解決策の取り組み事例などを研究してきました。

もちろん、簡単に解決できるような問題ばかりではありませんが、小さな取り組みでも「まずはやってみる」という気持ちがこれからの職員には求められると思います。

貴所の職員として、住民の声を聞きながら自分ができることに積極的に取り組んでいきたいです。」

さまざまな地域に住んできた経験を生かしたい

「私は父の仕事の都合により、幼い頃から日本各地を転々としてきました。

そのなかでも一番思い入れのある地域が◯◯市であり、この地域で働きたいと思い◯◯市職員を志望いたしました。

これまでさまざまな地域に住んできた経験から、それぞれの市の良い部分・悪い部分を実体験として理解しております。

その経験を生かし、◯◯市をよりよくするために精一杯励んでいきたいと考えています。」

市役所職員の面接で聞かれること・注意点

面接でチェックされること

市役所職員の面接では、おもに「人間性」「仕事への適性」「本気度」などがチェックされています。

とくに近年は「人物重視」の傾向があるため、面接の回答内容はしっかりと考えておく必要があるでしょう。

市役所職員の面接でよく聞かれる質問としては、以下のようなものが挙げられます。

・あなたの長所と短所を教えてください
・民間企業ではなく、なぜ公務員を志望しているのですか?
・公務員のなかでも、なぜ市役所職員を志望しているのですか?
・◯◯市を志望している理由を教えてください
・◯◯市の特徴や、課題だと感じている部分を教えてください
・これからの市役所職員に大切なことはなんだと考えていますか?
・最近気になったニュースはありますか?

こういった質問を通じて受験者の人間性や意欲を感じ取り、市役所職員としてやっていけるかどうかを面接官は判断しています。

あわせて、面接中の服装や表情、話し方などにも十分に気をつけるようにしましょう。

個別面接・集団面接・集団討論の違い

市役所職員の面接は、1人で受ける「個別面接」と3名〜8名程度のグループで受ける「集団面接」にわかれます。

また、一つのテーマについて6名~10名程度で討論をおこなう「集団討論」が実施されることもあります。

集団討論では、自ら率先して発言する積極性や、ほかの受験者の意見に耳をかたむける協調性などが評価のポイントです。

これらは採用試験のなかで個別面接・集団面接・集団討論が1回ずつ実施されることもあれば、二次試験と三次試験で個別面接が2回おこなわれる場合などもあり、自治体によってさまざまといえます。

市役所職員の自己PRのポイント

市役所職員は市民と対面で直接話す機会も多く、その際には市民に対してやさしく丁寧に接することが大切です。

そこで、自己PRをおこなう際にも、初対面の人とでも積極的に会話ができる外向的な部分をアピールするとよいでしょう。

また、その市への愛着や強い思い入れを持っていることも市役所職員として働いていくうえでは重要なポイントであり、その点をアピールするのも一つです。

とはいえ、市役所職員を受験する人は、必然的にその地域の出身者が多くなる傾向がありますので、「この地域が好き」という気持ちだけでは埋もれてしまう可能性も高いといえます。

その地域に対する愛着だけではなく、市全体を今後どのように発展させていきたいと考えているのかもあわせて伝えると効果的です。

市役所職員の履歴書で気をつけるべきことは?

市役所職員は職種にかかわらず、書類作成など多くの事務作業が発生する仕事です。

また、一つのミスが住民の生活に大きな影響を及ぼすこともあるため、細やかさが求められる仕事でもあります。

そのため、受験者の提出する履歴書が読みにくい文字で書かれていたり、誤字や脱字があったりすれば、面接官は「仕事に支障があるのではないか」と不安になってしまうでしょう。

履歴書を書くときには、できるだけ丁寧で見やすい文字で書くことを心がけ、書き損じがないかも入念にチェックするようにしましょう。