診療放射線技師になるための学校

養成校も大学が大半の時代に

現在、診療放射線技師になるための養成施設しては大学と専門学校があります。

かつては専門学校や短期大学で3年間学び、診療放射線技師になる人が大半でした。

しかしここ数年で診療放射線技師の分野でも四年制大学に進学する人が急増しています。

学校数自体も、四年制大学のほうが短大や専門学校を上回るようになっているのです。

こうした背景には、放射線技術はもちろん医学や理工系の知識や技術に至るまで、診療放射線技師に望まれるレベルが高度化してきていることが考えられます。

これは、薬学部が最近、六年制化されたことからもうなずけるのではないでしょうか。

医学の世界はますます専門化・複雑化が進んでいるのです。

それぞれの校種を選ぶメリットとは?

大学を卒業するメリットは学歴という面も一つ挙げられます。

医歯薬系、医療系の資格者も年々大卒だけでなく大学院卒で就職する割合も大きくなっています。

また、短大や専門学校の学歴では就職後に給与ベースや昇進といった場面で若干不利になってしまうことも考えられます。

一方で、専門学校にはこれまで実習を中心として教育をしてきたことから、現場に出てすぐに力を発揮できる卒業生を輩出していることはポイントでしょう。

新卒だけでなく中途採用の病院も増えてきていることから、医療の現場もますます経験者で腕の良い医療技術者を求める傾向が強くなると考えられます。

在学中は実習に次ぐ実習で苦労はするかもしれませんが、現場により近い教育が受けられるという点で、専門学校の魅力は衰えることはありません。また、就職のサポートが手厚いのも専門学校のメリットです。

3年間で卒業するか、もしくは4年間掛けられるかは、経済的な事情や人生設計も合わせて考えなければなりません。

大学にも専門学校にもそれぞれのメリットがありますので、オープンキャンパスに出かけたり先輩の声を聞いたりして、自分にあった学校選びをしていきましょう。