夜間や通信で診療放射線技師の資格は取得できる?

診療放射線技師の夜間課程とは?

診療放射線技師になるための大学や専門学校のなかには夜間課程を置くところもあります。

さまざまな年代やキャリアを持った学生が在籍し、診療放射線技師の資格取得を目指しています。

夜間課程の内容

夜間課程に通う学生の大半は、日中に仕事やアルバイトをし、夕方以降の時間帯で学校に通う生活を続けています。

夜間の場合、講義は1日2時限程度となっており、昼間の学校よりも短く設定されています。

そのため限られた時間でも着実にステップアップできるよう、座学と実習を繰り返すことによって、効率よく学べるカリキュラムが組まれています。

実習の時間を捻出する

夜間課程でも十分に診療放射線技師の国家資格取得を目指すことは可能ですが、ひとつ注意しておきたいのは、病院で行われる臨床実習については昼間に行われるという点です。

実習をきちんとこなさなければ国家試験の受験資格は得られないため、昼間に仕事をしている場合、実習期間中にどう時間を作るかを事前に考えておく必要があります。

医療機関でアルバイトをしながら働く

医療系専門学校の夜間課程では、既に病院などの医療機関で助手やアルバイトとして働きながら勉強をする学生も少なくありません。

選択科目やコースによっては学生の大半が医療系アルバイトを占めることもあります。

医療機関でアルバイトをしながら勉強をすることはもちろん大変ですが、学校で学んだことを実践ですぐ仕事に生かしていけることです。

学校によっては、医療機関へのアルバイトを紹介してくれるところもあるため、積極的に利用するとよいでしょう。

夜間で学ぶメリット

夜間課程ならではのメリットは、なんといってもさまざまな個性やバックグラウンドを持つ学生たちが一つの教室で学ぶということでしょう。

サラリーマンや主婦でありながら資格取得を目指している社会人も多いため、大きな刺激になることでしょう。

また夜間課程の場合、昼間制の学校に比べると定員も少数でアットホームな雰囲気の学校が多く、納得がいくまで学習を深めることができるのも魅力となっています。

通信教育課程をうまく利用することも可能

専門学校のなかには、学校で診療放射線教育を受けながら大学通信教育課程を組み合わせて、より幅広い人にとって学びやすいカリキュラムを組んでいるところもあります。

もちろん、病院での臨床実習は全日制や定時制の学校と同じようにしっかりと行われ、所定のカリキュラムを修了すれば国家試験の受験資格が得られます。

また、卒業時には医療専門課程としての「高度専門士」と、大学卒業である「学士」という両方の学位の取得を目指します。

学士号を取得すれば、就職の他に大学院進学という道も開けてきます。

なお、夜間課程にしても通信教育課程の学校にしても基本的に4年制となるため、学費の負担や卒業までの時間がかかることはデメリットといえるでしょう。

しかし、さまざまな学生たちと切磋琢磨しながら、経済的にも自立しつつ国家資格の取得を目指せることは大きなメリットでしょう。