女性の診療放射線技師のキャリアパス・結婚後の生活

女性の診療放射線技師の現状

まだまだ男性の割合が多い診療放射線技師の世界ではありますが、近年、マンモグラフィ検査の需要が大きくなるにつれて女性の診療放射線技師が求められています。

なかには完全女性対応のクリニックや検査機関もあり、女性の診療放射線技師の需要が増えてきています。

しかし、男女の割合では男性が約3.8万人、女性が約1万人程度と、看護師など他の医療技術職と異なり、まだ多くを占めているのは男性です。

こうした状況から診療放射線技師を目指す女性も増え、今後女性の診療放射線技師が活躍する場はより増えていくと考えられます。

女性の診療放射線技師の強み・弱み

女性の体は月経周期や妊娠によって大きく変動します。

そのようなときに、デリケートな話題でも女性同士なら話しやすく、検査に感じる抵抗も少なくなるでしょう。

マンモグラフィ検査など、身体を診たり触れたりする撮影についても、女性同士であれば気兼ねなく作業ができるので不安感を払しょくすることもできます。

安心感をもって検査にのぞんでもらうためにも、女性の検査には女性の技師がという傾向がますます強まることでしょう。

診療放射線技師の結婚後の働き方・雇用形態

診療放射線技師は、ほかの医療職に比べると夜勤や残業は少なく、結婚後も働き続ける人が多い仕事です。

家庭生活とのバランスを取りたい場合は、アルバイト・パートなど雇用形態を変えたり、勤務先を変えたりするなどもでき、柔軟な働き方をすることができます。

診療放射線技師は子育てしながら働ける?

医療職は他の職業に比べると忙しいイメージがあり、結婚や育児に不安を持つ人も多いでしょう。

ただし看護師を多く抱える大きな病院であれば、出産・育児休暇など、妊娠や出産に対応している施設も多くなっています。

国も積極的に少子化対策に乗り出しているほか、女性が多く働いている医療機関であれば、子育てをしながら働く人も多く、出産や育児がネックで仕事を辞めるということはあまりないでしょう。

病院によっては、病院が託児所や保育所を併設して子育てをしながら働く人をサポートするような仕組みが出来上がっています。

もちろん、個人のクリニックや企業によってはまだまだこうした対応を求めるのは難しいかも知れませんが、就職活動の際にはこういったポイントも合わせて応募先に確認するほうがよいでしょう。

診療放射線技師は女性が一生働ける仕事?

診療放射線技師は、結婚して一度仕事から離れてしまった人でも、資格さえあれば仕事に復帰することはさほど難しくありません。

正社員では難しいかもしれませんが、派遣職員やパート職員として仕事をしている人は大勢います。

技術や知識、経験があれば他の職場でも十分に力を発揮することができるでしょう。

また、医師や看護師に比べると比較的規則的な勤務なので家庭や育児と仕事との両立は充分に可能な仕事といえ、今後は需要が高まっている女性の診療放射線技師の活躍が期待されています。