プロレスラーになるには

学歴や経歴に関係なく、誰でもなることができる

プロレスラーになるのに、学歴や経歴は関係ありません。また、資格も必要ありません(メキシコでプロレスラーになるには必要です)。

さらに、どのプロレス団体にも所属せず、フリーで活動するプロレスラーもいますから、極端な話、「よし、今日からプロレスラーになるぞ」と宣言すれば、誰でもなることができます。

しかし、勝手にプロ宣言をしても、プロレスラーとしての実力や話題性がなければ、リングに上がることはできません。

プロレスラーを仕事にしようと思えば、現在、男子で約100、女子で約15あるプロレス団体に所属するか、自分でプロレス団体を立ち上げるか、プロレス団体から出場依頼を受けることが必要になります。

プロレス団体に所属する代表的な方法

プロレス団体に所属する方法としては、次の3つの方法があります。

1.プロレス団体の入団テストを受ける

プロレス団体によっては、新人オーディションを行っています。入団テストを受けて合格すれば、その団体の練習生としてプロレスラー人生をスタートさせることができます。

ただし、入団テストは、意欲さえあれば合格できるほど甘くありません。数十人が受験しても、合格するのは1〜3人で、合格者ゼロということも珍しくはありません。

合格するのは、体格がよくて俊敏な人か、小柄でも動きが俊敏で運動能力が高い人が多いようです。アマチュアレスリング経験者はもちろんですが、柔道やラグビー、アメリカンフットボールなど、やはりスポーツ経験者が有利です。

団体によってプロレスに対する考え方や活動方針が違います。憧れのプロレスラーがいる団体や考え方が近い団体、興行を見て興味をもつ団体など、自分に合った団体選びたいものです。

ただし、全ての団体が新人を定期的に募集してはおらず、募集時期とのタイミングも問題になります。

2.プロレスラー養成所で学ぶ

現役引退した有名プロレスラーやプロレス団体が運営する養成所に入ってトレーニングを積み、プロレスラーとしてデビューする方法です。

この場合、プロレスラーとして所属する団体は、養成所の運営者と関係の深い団体になることが多いです。

有名な養成所としては、「アニマル浜口レスリング道場」、「新日本プロレス道場」、「U.W.F.スネークビットジャパン」(以上東京都内)、佐々木健介による「健介道場」(埼玉県)、栗栖正伸による「栗栖ジム」(大阪府)、田村潔司が主宰し、首都圏で開催される「U-FILE CANP」、女子プロレスラーの風香が主宰する「風香プロレス教室」などがあります。

アメリカやカナダ、メキシコ、イギリスにもプロレスラー養成所があり、海外の養成所で実力をつけ、プロレスラーになるという方法もあります。

練習生として練習を始めてからデビューまでの期間は、その人の実力によって1〜2年です。

3.学生プロレスを経て入団

学生プロレスで活躍後、団体に入団してデビューする人もいます。ある程度、プロレスの基本も身につけており、デビューが早い場合が多いです。

ただし、プロレスラーとしての体がほとんどできていないため、デビュー後も体作りは続ける必要があります。

棚橋弘至やレイザーラモンHGなどが有名です。ガッツワールドプロレスリングなど、学生プロレスOBを母体とした団体もあります。

有名人がプロレスラーに転向するケースも

たとえば、大相撲の横綱だった曙が、プロレスラーに転向して話題になりました。この相撲や柔道、レスリング、総合格闘技、K-1など他のスポーツで活躍した後、プロレスラーに転向する選手もいます。

また、リングに上がったことのある狂言師の和泉元彌やグラビアアイドルのインリン・オブ・ジョイなど、芸能人が話題性で一時的いプロレスラーとして興行に参加することもあります。

話題性やエンターテイメント要素の強いプロレスだからこそのデビュー方法です。