プロレスラーの仕事内容

プロレスラーの仕事とは

プロレスラーの仕事とは、さまざまなプロレスの興行に参加してリングで試合を行うことです。

プロレスは格闘技の一つですが、他の格闘技とは異なり、純粋なスポーツというよりは見せるためのショー的要素の強いスポーツ・エンターテイメントです。

とはいえ「プロレスは真剣勝負の場」と考える人もおり、「プロレスとは何か?」についてはいろいろな考え方があります。

そのため、プロレスには多くの団体が存在しており、それぞれの考え方を持って活動しています。

たとえばアメリカのWWEという団体はシナリオ(プロレス用語ではブックと呼ばれる)の存在を認めており、多くの暴露本によってプロレスはショー的要素が強いことが一般にも知られています。

多くのお客さんに喜んでもらうには、自分がどんなタイプのプロレスラーなのかを確立したり、個性的なキャラクターを設定することも重要です。

記者会見やインタビューなど、リングの外でもそのキャラクターを一貫して演じ切ることがプロレスラーとしての役割です。

プロレスラーの歴史

プロレスの歴史は古く、19世紀初頭にはイギリスやアメリカで興行を目的としたレスリングの試合が開催されていました。

現在のプロレスの直接の起源は、19世紀後半にアメリカで行われていた「カーニバル・レスリング」という興行であったといわれており、サーカスの出し物の一つとして行われていました。

日本におけるプロレスの歴史は、1887年に東京の銀座で開催された「西洋大角力」というイベントが最初のプロレス興行であったとされています。

その後、第二次世界大戦前から日本でもいくつかのプロレス興行が行われていましたが、本格的に根付いたのは戦後になってからでした。

戦後の日本プロレスを引っ張ったヒーローであった力道山の人気が、日本におけるプロレス人気に火を付けました。

その後、プロレスは野球や大相撲と並ぶ日本のメジャースポーツとなり、さまざまなプロレス団体が設立されて今日に至っています。

プロレスラーの組織・所属先

プロレスには多くの団体が存在し、プロレスラーはいずれかの団体に所属して興行に参加します。

プロレス団体は新たに設立されたり消滅したりを繰り返すためその数は変動しますが、男子で約100、女子で約15の団体が国内に存在しています。

代表的なプロレス団体は、「新日本プロレスリング」「全日本プロレス」「NOAH」「大日本プロレス」などです。

人気プロレスラーは他団体の興行に参加することもありますし、どこの団体にも所属せずにフリーで活動している人もいます。

プロレス団体の収入の中心は興行収入ですから、多くのお客さんに入場してもらうためにもお客さんに楽しんでもらえる興行を行うことが大切です。

プロレスラーの1年の流れ

プロレスラーの試合は、おもに土、日の昼間か、夜に行われます。

興行によっては平日の夜に行われることもありますが、週末が中心です。

プロレスラーの生活は、試合(興行)を中心に回っていき、興行の日程が決まるとそれに合わせた生活を送ります。

試合の翌日は基本的にオフとなりますが、体力勝負の仕事ですから、普段からうまく体を休めて体調管理をしっかりすることが大切です。

ゴールデンウィークやお盆休みには試合が組まれることが多いため、長期休暇は年末年始くらいしかありません。

プロレスの興行は一年を通して行われているため、プロ野球選手やサッカー選手のように長期的なオフシーズンは存在しません。