DRAGONGATEのプロレスラーになるには

小柄な等身大レスラーで若い女性に大人気

DRAGON GATE(ドラゴンゲート)は1999年に、覆面レスラーのウルティモ・ドラゴンによって設立されたプロレス団体です。

正式名称はDRAGONGATE JAPAN PRO-WRESTLING(ドラゴンゲート・ジャパン・プロレスリング)です。

兵庫県神戸市を拠点に活動していますが、ほぼ毎月、全国をまわって巡業を行っています。

DRAGON GATEが追求しているのはプロレスの「面白さ」や「格好よさ」であり、「強さ」を求めるメジャー団体とは少し目指しているものが違います。

そのため、他団体との交流には慎重な姿勢をとっており、交流は提供試合や選手の派遣のみというのが基本です。

所属するプロレスラーは他のプロレス団体に所属するレスラーとくらべると小柄で、身長が160〜180cm、体重が70〜80キロくらいの人が多いです。

大柄で筋肉質な肉体を誇るこれまでのプロレスラーのイメージではなく、等身大のレスラー像を売り物にしています。

また、イケメンレスラーが多いことから女性ファンも多く、DRAGON GATEが興行を行う会場では人気選手によるグッズ売りやサイン会も行われています。

入場するファンの約半分が20代〜40代の女性で、日によっては観客の大半が女性ファンということもあるほどです。

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DRAGON GATEの特徴

DRAGON GATEはアメリカンプロレスのエンターテイメント性と、メキシコプロレスのテクニックとスピードをミックスしたレスリングが特徴です。

また、関西に本拠をおくプロレス団体なので、お笑いの要素も多くなっています。

各レスラーにはそれぞれキャラクターが設定されており、これまでのプロレス界であれば数年間は前座として下積みを行うのが普通でしたが、DRAGON GATEではデビューからキャラクターが確立されています。

観戦するファンがわかりやすく、感情移入しやすいのも人気の秘密となっています。

試合の内容はメキシコスタイルのプロレスである「ルチャリブレ」をベースとしたスピード感あふれる展開が特徴です。

「タッグマッチではリング下に転落するとタッチが成立する」といったルチャリブレのルールが採用されており、スピーディーに次々とレスラーが入れ替わっていきます。

興行ではマイクパフォーマンスによる演出もウリとなっており、所属選手の多くはマイクパフォーマンスを得意とします。

団体設立当初から一貫して黒をイメージカラーとし、リングのマットカラーも通常は黒で統一されています。

ただ大規模な興行のときにはリングマットの色を白にするなど、エンターテインメントとしての見せ方も強く意識しているプロレス団体です。

入門に身長、体重の制限はない

DRAGON GATEに所属するプロレスラーになりたい人は、ホームページなどで発表される入門テストの応募期間に応募します。

応募条件は18歳〜23歳までの心身ともに元気な男子で、身長と体重の制限はありません。

応募書類は履歴書、全身と上半身裸の写真を1点ずつ、400字詰原稿用紙1枚程度の応募動機と自己PRです。

書類審査と面接で合格すると、新人選手候補生としてトレーニングを行えます。

デビューは本人の実力次第ですが、早い選手であれば1年以内にデビュー可能です。

小柄でプロレスラーを目指している人が挑戦するには、向いているプロレス団体といえます。