プロレスラーに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

プロレスラーに向いている性格・適性

プロレスが大好きであること

プロレスラーに向いているのは、何よりもプロレスを大好きな人です。

好きになったきっかけは何でもかまいませんが、プロレスが本当に好きでいろいろな試合を観戦しているような人がプロレスラーに向いています。

プロレスが大好きな人は生観戦をする機会もあるでしょうし、DVDやインターネットの映像などでも多くプロレスの試合を見ているはずです。

プロレスラーになりたければ、多くのプロレスの試合に触れておくことが大切です。

プロレスは格闘技でありながらショー的な要素も併せもつ独特なスポーツ・エンターテインメントですから、ファンとしてプロレスに精通していることもレスラーとして大いに生きてきます。

根性や忍耐力とエンターテインメント性

プロレスラーには、根性や忍耐力も必要です。

プロレスは死亡事故も起こりうる危険な競技ですから、自分の身を守るためにもプロレスラーは筋肉に守られた頑丈な体をつくらなければいけません。

また、観客を楽しませながらも、相手のレスラーを危険な目に合わせることのない精度の高い技も身につけなければいけません。

肉体や技を磨いていくことは一朝一夕にはできませんから、コツコツと日々の努力を続けることが不可欠です。

厳しいトレーニングに耐えられずに逃げ出す新人も多い世界ですから、根性や忍耐力はプロレスラーに欠かせない適性の一つといえます。

肉体や技の面で基礎を身につけた上で、エンターテインメントとしてファンを楽しませる演出ができることもプロレスラーに求められる適性です。

プロレスラーになるには

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プロレスラーに必要なスキル・能力

格闘家としての基礎

プロレスはエンターテインメント性もあるものですが、もちろん格闘技でもあります。

ショー的な要素があるとはいっても、プロレスの基盤となっているのはレスリングという格闘技です。

格闘家としてお客さんを満足させるだけの運動能力と体力、格闘家として一定の実力はもちろん必要になってきます。

ある程度の運動能力のある人やスポーツ経験のある人でなければ、プロレスラーとして活動することは難しいです。

自分のキャラクターを演じる能力

プロレスラーにはベビーフェイス(善玉役)やヒール(悪役)、覆面レスラーなど、「ギミック」と呼ばれるキャラクターが決められています。

試合で繰り出すパンチも必ずしもノックアウトすることが目的ではなく、鍛えられた筋肉で守られた相手の胸板を狙ったり、顔面を狙う場合は寸止めをするなど暗黙の了解事項が多くあります。

また、プロレス団体によっては、試合の台本があることを公式に認めているところすらあります。

プロレスラーになりたい人はプロレスがエンターテインメントの一種であり、リング上での暗黙のルールや基本的な振る舞い方があることを知っておくことが大切です。

プロレスラーに向いていないのはどんな人?

基本的な運動能力がなかったり、肉体をつくりあげていく努力ができない人はプロレスラーには向いていません。

一方で、プロレスはエンターテインメントでもありますから、完全な真剣勝負の格闘技をしたい人にも向いていません。

また、プロレスラーとして多くの収入を得られるのは一部のトップレスラーのみで、新人のうちはプロレスだけで生活するのは難しいのが実情です。

プロレスラーは会社員のように定額の給料が最初から入ってくるわけではありませんから、経済的な安定を求める人には向いていません。