音楽療法士になるための学校(大学、専門学校)

学校に通うことが絶対ではない

音楽療法士は国家資格が存在せず、「なるためには絶対にこの学校で学ばなくてはならない」という職業ではありません。

特別な学校に通わずとも、音楽療法を行うことは可能です。

しかしながら、音楽療法は心理学とも関わりの深い専門的な学問であり、素人が見よう見まねで簡単にできるものではないのも事実です。

そのため、音楽療法士を目指す人の大半は、音楽療法について学べる学校で基礎から勉強をし、そのうえで就職先を探しています。

音楽療法士になるための学校は、大きく「大学」と「専門学校」の2種類に分けることができます。

大学

四年制の音楽大学のなかには「音楽療法コース」や「音楽療法専攻」といったコース・専攻を置く学校があります。

それらの学校では、音楽療法に必要な知識や技能を体系的に学べるカリキュラムが用意されており、理論から実践まで幅広く習得していくことができます。

また、日本音楽療法学会認定の音楽療法士資格取得に必要とされる科目が設置され、合格を目指せる学校もあります。

大学によって取得可能な資格の内容は異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

そのほか、海外研修が用意されていたり、医療施設などでの現場実習が充実していたりと、大学によってカリキュラムの内容には違いがあります。

音楽大学以外の四年制大学や短期大学でも、音楽療法を専門的に学べるコースや専攻を置く学校もあります。

専門学校

専門学校でも、音楽療法について専門的に学べるところがあります。

それは音楽療法士に特化した学校もあれば、福祉や心理系の専門学校の多様なコースのなかに、音楽療法士の養成コースが設けられている学校もあります。

専門学校の場合、2年制あるいは3年制のところが多く、学校によっては独自の認定資格が取得できるところもあります。

日常受ける授業内容のほか、実習の内容や就職サポート体制なども専門学校によって異なるため、よく比較してから進学先を決めるとよいでしょう。