特殊メイクのメイクアップアーティスト

特殊メイクとは

メイクアップ技術の中で、近年注目度が高まっている分野の一つが「特殊メイク」です。

特殊メイクとは、パウダーや口紅などを乗せて美しく仕上げるためのメイクアップとは異なり、映画や舞台、ドラマなどで人が役柄を演じるために「変身」する場合などに、よく使われる技術です。

たとえば、若い人がお年寄りの役を演じる場合はシワを作ってそれらしく見せたり、喧嘩のシーンのために傷跡を作ったり、あるいは人間がゾンビやモンスターに扮する場合などにも、特殊メイクが用いられています。

特殊メイクの技法はさまざまあり、ゴムやシリコンなどを顔に張り付けていくものや、装着用の大きなマスクを作ることもあります。

一般的なメイクアップとはだいぶ異なる技術を要するため、特殊メイクを専門に学び、以後、その道で活躍していくメイクアップアーティストが多いようです。

特殊メイクのメイクアップアーティストになるには

特殊メイクに挑戦してみたいと思ったら、まずは特殊メイクが学べる学校に通うのがメジャーなルートとなります。

一般的なヘアメイクを学ぶのと同様の専門学校やスクールでは、「特殊メイク科」や「特殊メイク専攻」といったコースを設置しているところがあります。

そういった学校に入学し、特殊メイクに必要な知識と技術を学んでいくのがよいでしょう。

特殊メイクをする場合も、他の分野で働くメイクアップアーティストと同様、特別な資格が求められるわけではありません。

そのため、まれに全て独学で技術を身につける人もいるようですが、普通、仕事ができるレベルまで自分の力だけで特殊メイクのスキルを磨くのは、非常に難しいといえます。

特殊メイクは技術に加え、ヘアメイクやデッサン、色彩、人体の構造などさまざまな知識を身につける必要があるため、やはり学校で学んだほうが確実です。

就職先は?

特殊メイクの専門会社や、特殊メイクを扱う工房などが代表的な就職先となります。

それらの数はあまり多くありませんが、見よう見まねで誰でもすぐにできる仕事ではないこと、また時代を問わず必要とされている専門性の高い仕事であることから、特殊メイクの基礎的なスキルを身につけた人であれば、採用してもらえる可能性は高いようです。

中には日本の学校を卒業後、海外へ留学してさらに技術を高めたり、現地で活躍する人もいます。

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