メイクアップアーティストの現状と将来性

ヘアメイクに関心を持つ人が増えている

いつの時代も人は「美」を求めているため、この分野の仕事はなくなることはないでしょう。

ですが、近年は、インターネットなどでメイクアップの情報を簡単に手に入れられるようになったため、一般の方でもメイクアップの方法に詳しくなっています。

また、安価なコスメや化粧品の乱立によって、売り上げが下降気味の化粧品メーカーもあるようです。

しかし、いくら人々がメイクに詳しくなったとはいえ、そこは素人とプロ。

逆に、メイクに強く関心を持った人が個人でヘアメイクアップアーティストに仕事を依頼し、パーティーなどの前に自分だけの特別なメイクをプロにやってもらう、といったビジネスも登場しています。

さらに、老人ホームなどの高齢者向け施設では、「メイクセラピー」といったものへの期待・需要も高まっています。

メイクは若者だけのものではありません。高齢者にメイクを施し、キレイになった自分の姿を見ることで心が穏やかになり、セラピー効果を得られるといった結果も出ているそうです。

特殊メイクへの注目度が高まっている

さらに、日本ではまだまだ需要が少ない「特殊メイクアップアーティスト」にも期待の目が向けられています。

これはシリコンやラバー等の特殊な素材を用いてゾンビやモンスターのような大きなマスクを作ったり、人間の顔や体を全くの別人や想像上の生物などに変身させるメイクアップ技術です。

映画などでお馴染み、といえば想像がつく人も多いのではないでしょうか。

また、特殊メイクは怪我をした人の「傷跡を隠したい」といった需要にも応えることができます。

今後こういった医療関係でのメイクの役割は、さらに重要視されていくものと思われます。

マルチな人が求められている

最近では、「自分だけ」「お客さまだけ」といった個別の特別なサービスに期待が高まっています。

そうなれば、お客さま一人ひとりに対するホスピタリティ精神が必要とされますし、高いコミュニケーション能力も不可欠です。さまざまな人と会話できるだけの応用力も持ち合わせていなければなりません。

また、ヘアメイクだけではなく、ファッション、ライフスタイルなどの生活全般をトータルにコーディネートできるような、マルチな才能の持ち主が活躍の場を広げていくといわれています。

現在の技術や実力に甘んじず、常に上を目指している向上心のあるメイクアップアーティストが求められています。

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